2023年1月17日(火)に、リンクスのオリジナル製品としてリリースした『TRITON』は、コストパフォーマンスに優れた高性能のハードウェアとチューニング済みのOSにソフトウェアPLC【CODESYS】をパッケージしたオールインワンのPLCです。
多くのお客様にてまずは評価機として購入、さらには装置への導入、と発売開始から大変好評をいただいております。
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【新製品】産業用コントローラ『TRITON』リリース!!
① TRITONの概要と活用例
② TRITONの技術と性能
今回は、装置のインテリジェント化 のために、「TRITON」を活用したお客様事例について紹介します。
TRITON活用事例 ①: 不双産業様
- 不双産業株式会社(本社:静岡県)
- 事業領域:各種自動包装機及び包装資材の製造販売
不双産業様は、茶処「静岡」にて設立当初より緑茶と深い関わりを持ち、主に緑茶、紅茶、コーヒー、といった特化された市場の中で認知される包装機の開発、製造、販売に従事され、業界シェアNo.1を誇る企業様です。
TRITON活用の背景:HMI対応、EtherCATモーション制御など、装置のインテリジェント化
不双産業様が開発・販売されている「自動内装包装機FPシリーズ」では、業界トップとして、お客様や市場のニーズに応え続けています。
そして今回、HMI対応、EtherCATモーション制御などといった装置のインテリジェント化を実現するために、従来のPLC+自社組み込み開発に代わり、『TRITON』を活用した統合制御に置き換えることを検討されました。
従来よりきめ細かな送り制御を実現
これまで使用されていたPLCを『TRITON』(標準モデル+オプション:CODESYS SoftMotion SL)に置き換えることで、DIO制御のモーター軸もネットワーク化が可能となり、各包装資材に適したきめ細かな送り制御を適用することが可能となりました。
TRITON導入のメリット
FPシリーズへの『TRITON』導入のメリットとして、以下の2点が挙げられます。
- 装置のインテリジェント化が実現できること
- 容易にダウンサイジング化が可能であること
装置統合制御を『TRITON』と【CODESYS】で行うことにより、HMI対応、EtherCATモーション制御、センサー類とのModbus通信など様々な新機能への対応(装置のインテリジェント化)が容易に可能となりました。また、【CODESYS】でのプログラミングで機能拡張をソフトウェアで行えるため、機種展開も容易に実現することができます。
さらに、ハードウェア選定、OSの対応が必要ないため、これまでのPLC利用に対して容易にダウンサイジング化までが可能となりました。
お客様コメント
- 「標準仕様としてModbusなどの過不足無い通信機能が盛り込まれており、追加機器も必要ないため、コスト、ダウンサイジングの面でメリットを感じます」
- 「国際標準PLC言語に準拠したCODESYSが搭載されており、既存のソフトウェア資産を活用することができ円滑な移行が可能」
装置のインテリジェント化には『TRITON』を
HMI対応、フィールドバス対応、OPC UA対応など、装置に求められる機能は増加の一途であり追従は困難です。いつまでも開発工数・費用をかけて、自社開発を継続することはできません。
なぜなら、不採算だからです。
高機能を低価格で実現した『TRITON』を活用すれば、世界で最も使われている制御ソフトの標準プラットフォームである【CODESYS】により、要求機能に応じてソフトウェアで自由に組み合わせ・選択が可能です。
装置のインテリジェント化には、『TRITON』をご活用ください。
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