リンクス TRITON CODESYS搭載、IIoT対応一体型PLC
TRITONは、コストパフォーマンスに優れた高性能のハードウェアとチューニング済みのOSに、高機能なCODESYSをパッケージした、小さくても強力なオールインワンPLCです。
また、強力なパフォーマンスに加えて、産業用途として充分な保護機能を備えています。
世界標準IEC61131-3準拠のPLC、PLCopen準拠のモーション制御、制御ロジックとシームレスに構築可能なHMI、豊富なフィールドバス対応、OPC UA標準対応など、あらゆる制御を簡単に実現し、工場の隅々までIIoT化を可能とします。
コンテンツ
製品概要

小さくても強力なオールインワン
産業用ラズパイとCODESYSが生み出した
オールインワンPLC
リンクスのオリジナル製品であるTRITONは、コストパフォーマンスに優れた高性能のハードウェアとチューニング済みのOSに【CODESYS】をパッケージしたオールインワンPLCです。
強力なパフォーマンスに加えて、産業用途として充分な保護機能を備えています。世界標準IEC61131-3準拠のPLCプログラミング、PLCopen準拠のモーション制御、制御ロジックとシームレスに構築可能なHMI、豊富なフィールドバス通信、OPC UA通信など、あらゆる制御を簡単に実現し、装置制御や工場のIIoT化で新しい価値構築を可能にします。

特徴
長期供給保証
Raspberry Piを使った民生用ボードは短期で製造中止になることがあります。しかし、工業用途向けに設計されたTRITONは長期供給が可能です。
強力なパフォーマンス
- 改良されたプロセッサ、BCM2711プロセッサ、クアッドコアCortex-A72 64ビットSoC、想像以上の処理性能
- 極めて高速、充分な容量のメモリ、高速WiFiとBluetooth、4Kビデオ出力、そして低消費電力
- IEEE1588 Precision Time Protocol にも対応
産業用としての保護機能
過電圧保護
電源入力部には、サプレッサダイオード、チョークとコンデンサ、電圧レギュレータに入る前にツェナーダイオード付きのMOSFETが使用されています。これらの回路保護設計は、不安定な電力による予期しないレベルの高電圧により引き起こされる損傷から回路を保護します。
短絡損傷保護
USBとHDMIは電流制限パワースイッチによって保護され、DIOはパワースイッチによって保護されており、その他の通信インターフェースもサプレッサダイオードとポリスイッチなどによる保護で、過電流と短絡による損傷を防ぎます。また、DC入力は極性反転保護ダイオードによって保護されています。
静電放電保護
最大±8kVの空気放電と±4kVの接触放電までの静電放電による損傷を防ぎ、同時に製品寿命を延ばします。また、EMCの工業環境におけるイミュニティ規格、DIN EN IEC 61000-6-2 を満たしています。
充実のパッケージソフトウェア
CODESYSはPLC国際標準規格IEC-61131-3に準拠。
世界で最も使われているソフトウェアPLCです。
PLC、Motion、HMI、フィールドバスなどのプログラミング設定をツリーで一括管理することで全ての開発をシームレスに実現可能です。フル機能を無償提供します。(https://linx.jp/download/)

CODESYS 統合開発環境


Dynamic C-Code
CODESYS 統合開発環境で使用するファンクションブロックをC言語で自作・実装するための機能です。IPCで独自通信を行う場合、他のアプリケーションとの連携用APIがある場合、C言語で作成済の既存資産を活用したい場合などにご利用できます。CODESYS 統合開発環境におけるC言語でのプログラミング機能ではありません。Linux向け機能で、TRITON-StandardS、TRITON-StandardLで利用可能です。

Task Group Assignment
CODESYS プログラムの動作設定単位である「タスク」においてタスクグループを設定し、タスクグループをどのCPUコアで動作させるか設定することができる機能です。SoftMotionでのリアルタイム制御や、EtherCATでの高速制御を使用される場合にご利用いただける高付加価値機能です。

フィールドバス
標準化された多くの通信プロトコルに対応しています。マスターの通信設定、スレーブの構成・設定、I/O接点とPLC変数の割り付けなど、全てをCODESYS 統合開発環境上で統合管理が可能です。

Visualization(HMI)
・CODESYS 統合開発環境一つでモダンな画面構築が可能です。
・TRITONからHDMI出力、タブレットやスマートフォンからのアクセスと利用用途が広がるWebVisualization
Communication (OPC UA Server/Client通信)
【OPC UA Server】制御プロジェクト内の変数へのアクセスを可能にし、OPC UAクライアントを実装した他のシステム(HMI、クラウド、SCADAなど)とのシームレスなデータ交換を実現します。【OPC UAClient】任意のOPC UA Serverの変数に接続し、自身のコントローラプロジェクト内でローカルに宣言された変数と同じように扱えるようにします。環境上で統合管理が可能です。

SoftMotion(アクチュエータ、モータ制御)
CODESYS SoftMotionは、標準規格PLCopenMotionControlのファンクションブロックを標準提供しています。EtherCAT、CANopenなどのCiA402に準拠したドライブを制御可能です。
仕様
ハードソフトウェア仕様
| プロセッサー | |
|---|---|
| CPU | Broadcom BCM2711, Arm® Cortex®-A72 @1.5 GHzx4, H.265 (HEVC) 最大4Kp60までのデコード, H.264 最大1080pまでのデコード, 1080p30のエンコード Open GL ES 3.0 グラフィック |
| メモリー | |
| LPDDR4-RAM | 2GB, オプション(1 GB / 4 GB / 8 GB) |
| eMMC | 16GB, オプション(8 GB / 32 GB) |
| SD-Card | microSD Card Slot x1 |
| EEPROM | 32kbit |
| 通信ポート | |
| Ethernet | 1Gbit/s x1, 10/100Mbit/s x1 |
| USB | 2.0Host x2, 2.0OTG x1 |
| Serial | RS232 x1, RS485 x1 |
| CAN | CAN2.0 FD x1 |
| DIO | DIO(24V/最大500mA)×4 |
| WLAN/Bluetooth (※WLAN/Bluetoothモデルのみ) | 2.4 GHz, 5.0 GHz IEEE 802.11 b/g/n/ac wireless,Bluetooth 5.0 BLE, アンテナ同梱 |
| ディスプレイインターフェース | |
| LCD インターフェース | HDMI 2.0 (最大4Kp60までのサポート) |
| タッチパネルインターフェース | USB |
| 電源、環境、規格対応、その他 | |
| 電源 | 24 V DC ±20%(電源コネクタ同梱) |
| 消費電力 | 3.4W から 9.6W(周辺機器は除く) |
| RTCバッテリ | CR2032 |
| フォームファクタ | ステンレス製筐体 111 x 25 x 76 mm 取り付け部 35 mm DINレール EN 60715準拠 |
| 温度 | 0°C から +55°C |
| 保護クラス | IP20 |
| 認証 | CE、KC、UL(cTÜVus)、TELEC(WLAN/Bluetoothモデル) |
DINレール取付パーツ標準装備

ソフトウェア仕様
CODESYSライセンス搭載
・追加購入無しにCODESYSを利用可能
・CODESYS アプリケーションベースライセンスにより、使用する機能に沿って製品仕様を最適化
| 搭載OS、ソフトウェア | |
|---|---|
| OS | Raspberry Pi OS Real-time kernel version (64bit) |
| ソフトウェアPLC | CODESYS Control |
| ファンクション | |
| Core assignment of IEC task groups | IECアプリケーションを特定のCPUコアにバインドしリアルタイム制御を最適化 |
| Dynamic C-Code | Extension SL Packageと利用し、ANSI-Cコードで作成・コンパイルしたライブラリをCODESYSにロード可能(Linux向けのみ) |
| DataSource Manager | IECアプリケーション間でのシンプルなデータ交換、OPC UA通信 |
| インターフェース | |
| CODESYS OPC UA Server, Client | |
| Socket通信 | |
| Serial通信 | |
| ビジュアライゼーション | |
| CODESYS Web Visualization | |
| フィールドバス | |
| CODESYS CANopen Manager / Device | CODESYS J1939 |
| CODESYS Modbus TCP Client / Server | CODESYS Modbus Serial Client / Server |
| CODESYS PROFIBUS | |
| Ethernetベース フィールドバス | |
| CODESYS EtherCAT Master | CODESYS PROFINET Controller / Device |
| CODESYS EtherNet/IP Scanner / Adapterr | |
| ソフトウェアオプション | |
| SoftMotion (4axes, 8Axes), Communication(OPC UA), Visualization, others | |
ラインナップ
| モデル名(型式) | TRITON-BasicM(-WL) | TRITON-StandardS(-WL) | TRITON-StandardL(-WL) | |
|---|---|---|---|---|
| TRITON RAM/eMMC | RAM 2GB / eMMC 16GB | |||
| CODESYS ベースライセンス | Basic M | Standard S | Standard L | |
| フィールドバス | CANopen,Modbus,PROFIBUS,J1939 | 2instances | 4instances | 10instances |
| EtherCAT,EtherNet/IP,PROFINET | ー | 1instance | 2instances | |
| I/O点数(I/O Channels) | 128 | 512 | 4,096 | |
| Code Size | 1MB | 3MB | 6MB | |
| 機能 | Dynamic C-Code | ー | ◯ | ◯ |
| Task Group Assignment | ー | ー | ◯ | |
| 共通 | RTS update 5years, Vis S, Com S, Datasource Manager | |||
注意)Code SizeはSP22より適用外
オプションライセンス
使用する機能によってオプションライセンスを追加します
Visualization(HMI)
Visu Sは全てのTRITONモデルに含まれます
| Visualization | ||||
|---|---|---|---|---|
| Visu S | Visu M | Visu L | Visu XL | Visu XXL |
| 128Tags | 2,048Tags | 4,096Tags | 8,192Tags | unlimited |
Communication(OPC UA Server/Client通信)
Com Sは全てのTRITONモデルに含まれます
| Communication (OPC UA Server/Client) | ||
|---|---|---|
| Com S | Com M | Com XXL |
| 512Tags | 4,096Tags | unlimited |
SoftMotion(アクチュエータ、モータ制御)
| SoftMotion | |
|---|---|
| SM Axes(4) | SM Axes(8) |
| 4Axes | 8Axes |
ハードウェアオプション

TRITON本体用コネクタ4点セット
TRITONの仕様に合致した Phoenix Contact社のコネクタセットです。

Modbus Remote Digital IO ユニット
制御ユニットとの通信はModbus準拠で行います。
物理的通信はRS485(半二重)により行います。
DIOユニットの接続台数はModbusの制限によります。
Modbus Remote DIOユニット用コネクタセット
電源用2個、I/O用16個、RS485用2個、コンタクト52個(予備4個含む)のセットです。





