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2022.08.17

製品情報
KINEXON
Vol.421

DXには位置情報が不可欠!位置データプラットフォームとしてのKINEXON OSが出来ること

従来の屋内位置情報システムでは、モノの移動の情報を表示し記録することのみに主眼が置かれていました。結果として、モノ探しやヒートマップでの見える化等、活用できるアプリケーションが限られている他、外部システムと連携が限られる等、柔軟なデータの活用が困難でした。
一方でKINEXON OSでは、位置情報を統合管理するプラットフォームソフトウェアとして、データの最大限活用するための様々な利点を備えています。


今回は、その中でも「様々な位置情報の統合管理」「外部システムとの接続性」にフォーカスした活用の方法をお伝えします。

既存の位置情報データの活用

Real Time Location System(RTLS/リアルタイムロケーションシステム)を活用する場合、BLE AoAやUWB等の位置センサーを取り付け、その動きをトラッキングすることが一般的です。

しかし、工場内には既に様々な手法で、既にシステムに登録されている位置情報が様々に存在します。例えば、QR式または磁気テープ式のAGV等の番地番号や、RFIDゲートの通過によって記録される物品の所在等が挙げられます。

KINEXON OSでは、これらの既に取得されたデータも活用して、解析や自動化アプリケーションに統合することができます。つまり、新たにBLE AoAやUWB等の位置センサーを設置することなく、既に工場の中にあるデータや、RFID、既設のビーコンやWiFiからの位置情報を活用できます。

QR式や磁気テープ式AGV/AMRの位置情報の活用

QR式や磁気テープ式のAGVでは、移動時に番地番号を取得することで自動運行を実現しています。KINEXON OSではその番地番号を、RCS(ロボットコントールシステム)やWCS(ウェアハウスコントールシステム)から取得し、グローバルな位置座標に変換することで、センサーを取り付けることなく位置情報を取得できます。

このように取得されたデータでも、ヒートマップや、プロセスマイニング等、KINEXON OSの高度な機能を使って解析できます。RCSやWCS等の車両を制御するシステムから、その他のメタデータをKINEXON OSに連携させることで、「荷物運搬時の移動時間/距離」「荷物を運搬していない時の移動時間/距離」等の詳細な解析もノーコードで実現できます。もちろん、KINEXON OS上で日付や、時間帯、シフト別のラベルを付与することで、より多角的で精緻な解析が可能になります。

このように、既設のAMRやAGVは、フォークリフトや電動けん引車等の有人走行車にはセンサーを付ける等、位置取得の方法を複数組み合わせられます。

RFIDゲートの通過情報を位置情報として管理

RFIDは部材の所在を管理する手法として、既に工場内で様々な物品に取り付けられています。RFIDゲートを通過することで、WMS(倉庫管理システム)に”工程”や”保管”エリアの入出庫を記録し、管理しています。KINEXON OSでは、これらのRFIDゲートの通過情報を位置情報に変換し取り扱うことができます。

単純な出入りだけの記録だけでなく、”どのエリアに所在する”という位置情報として取り扱うことで、地図上での一元表示、滞在時間や工程毎の移動履歴の追跡、作業者やAMRへの作業指示等、様々な利活用シナリオを実現します。

さらに、BLE AoAやUWB等の、1m以下の高測定精度のセンサーと組み合わせることで、もう一歩踏み込んだアプリケーション「RFIDでのリアルタイム位置測位」も可能になります。例えば、部材や箱単位では数が多い等の理由から、BLE AoAやUWBの位置センサーが取り付けられない場合でも、運搬する車両の位置情報と組み合わせることで、リアルタイムトラッキングが可能になります。
ここでは、RIFDのみを取り付けたパレットを倉庫から出庫し、半屋外の出荷エリアに設置する際のリアルタイムトラッキングを例に挙げます。

  1. RFIDが取り付けられたパレットをフォークリフトがピックアップする。
  2. 保管エリアを出る際に、フォークリフトはRFIDゲートを通過する。この際にパレットのRFID情報とフォークリフトに取り付けたセンサー情報が自動で紐づけされる。
  3. 以降、パレットの位置情報は、フォークリフトの移動データと同期して記録される。
  4. 最終的にフォークリフトが荷降ろしした際の信号や重量センサーをトリガーとして、パレットとフォークリフトの紐づけを解除する。
  5. フォークリフトが積み下ろした場所がパレットの位置情報として記録される。


このようにKINEXON OSを活用すれば、複数のセンサーデータを統合し、複雑なアプリケーションも実装できます。

多彩なインターフェースで統合管理を実現

これらの既存のデータの利活用と連携は、KINEXON OSの特徴である豊富な外部システムとの接続性により実現されます。
KINEXON OSでは、位置情報をトリガーとして、様々な情報を別システムに出力することが可能です。合計15種類の外部システムとのインターフェースを標準搭載しており、接続のために開発工数を割くことなく、SCADAやMES、WMS、ERP等に接続できます。

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今回ご紹介したように、KINEXON OSでは既に工場内にある様々な位置情報を活用し、複数システムとの連携を実現することで、素早いアプリケーションの実装を可能にします。

位置情報の活用をご検討中の方や、既設RTLSの解析・自動化でお困りの方は、下記フォームからご連絡ください。

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