昨年3次元スマートセンサー「Gocator」シリーズに、新世代ソフトウェアプラットフォーム「GoPxL」が登場しました。
GoPxLは撮影や画像処理機能を備えたソフトウェアで、全てのGocatorシリーズをサポートしており、一度GoPxLの操作に習熟すれば測定原理の異なるあらゆる3Dセンサーを自在にコントロールすることが可能になります。現場ごとに異なるツールを学ぶ工数を削減し、エンジニアの知見を共通化できるようになります。
既にGocatorを利用中の方も、これから検討される方も、検査自動化のヒントとしてお役立てください。
本号では、GoPxLの説明に加え、GoPxL活用のメリットについてもご紹介します。ページ下部のリンクより最新のGoPxLソフトウェアを無料でダウンロードいただけますので、ご興味のある方は是非お試し下さい。
Gocator内蔵ソフトウェア「GoPxL」とは
GoPxLは全ての3次元センサーGocatorシリーズに付属する最新の『無償』ソフトウェアパッケージです。
従来の付属ソフトウェアと同様に「撮影・測定/判定・コントロール」機能を備え、センサー本体内で処理を行うことができます。
WEBブラウザ上で操作でき、専門的なマシンビジョンや3Dの知見がなくても、寸法測定や外観検査など高度な検査処理をマウスクリックだけで簡単に構築できます。センサー本体のCPUで高速に計測処理を実行し3次元インライン検査を実現します。

GoPxL誕生の背景——「Classic」から共通プラットフォームへの進化
従来のソフトウェア「Classic」・新世代プラットフォーム「GoPxL」
Gocatorシリーズのソフトウェアには現在2種類あり、従来のソフトウェア「Classic」と、新世代ソフトウェア「GoPxL」が選択できます。
これまでGocator 2000/3000シリーズで採用されてきた「Classic」でも、GoPxL同様の機能は備わっていました。 データの取得と並行して撮影パラメータを細かく調整できるほか、100種類を超える計測ツールを自由に組み合わせ、目的に応じたアルゴリズムやOK/NG判定を柔軟に構築することが可能です。
GoPxLではさらに拡張性の高いスクリプトツールやデータの配列化などより高度な処理に対応できるようになりました。

Classicでの課題と共通プラットフォームの開発
3次元センサーのラインナップが広がると、 例えば共焦点センサーでは「多層データ」の取り扱いなど、測定原理ごとに異なる特長に対応する必要があります。「センサーの種類が変わっても、同じソフトウェアで運用できる」ことが求められていました。
こうしたニーズに応え、長期的な運用を視野に入れて開発されたのが、新しいプラットフォーム「GoPxL」です。レーザープロファイラから共焦点センサーまで、多様なセンサーを同一のプラットフォームで扱うことが可能になりました。
そして、今後もラインナップは拡大していきます。将来加わった新しいセンサーにも適用できるプラットフォームとなっているため、「センサーが変わればソフトも変わる」という制約から解放され、長期にわたって安定した計測・検査システムを構築できるようになります。

マシンビジョンにおける「習熟コスト」が最小に
マシンビジョンシステムを導入する際、ハードウェア費用に注目が集まりがちですが、実は無視できない大きなコストがあります。それが「習熟コスト」です。
3次元情報を扱う検査では、対象物や目的に応じて最適な計測原理(ハードウェア)を選択する必要があります。しかし、異なるメーカーの製品を組み合わせたり、同じメーカーでもハードウェアごとに操作ソフトウェアが異なると、その都度新しいツールを習得しなければなりません。この教育や学習にかかる時間は、プロジェクトの停滞やコスト増に直結します。
Gocatorシリーズは多様な計測原理のラインナップを揃えており、あらゆる検査ニーズに対応可能です。そして、それら全ての製品を「GoPxL」という単一のプラットフォームでコントロールできるようになりました。
GoPxLの操作に慣れていただければ、他の計測原理のGocatorシリーズも迷うことなく扱えるようになります。

アナウンス:ご検討いただいている皆様へ
Classic版をご使用の方
これまでGocatorシリーズを使用されている多くの方は、従来のソフトウェア「Classic」をお使いだと思いますが、引き続きClassic版も使用可能ですのでご安心ください。
一方で、将来的な拡張性を視野に入れ、新しい「GoPxL」への移行をご検討いただくことも可能です。GoPxLはClassicの機能を継承しており、これまで培ってきた設定や処理フローをそのまま活かせるように設計されています。
日本語インターフェース対応済
GoPxLは、2025年11月より日本語表示に対応しています。下のリンクからダウンロード可能ですので、ぜひお試し下さい。

Gocator 内蔵ソフトウェア
『GoPxL』 無料 ダウンロード
3Dマシンビジョン ならリンクスへ
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サンプルワークをお借りしての計測評価やデモ機のお貸出しも随時承っております。
計測評価では、計測精度・視野・速度・コストの観点からどの計測手法・機種が最適かを実際に計測してご提案します。Gocatorはデモ機のお貸出しにも対応しています。
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