画像処理システムの導入でお悩みごとはありませんか?
近年、人手不足や歩留まり改善を目的として、画像処理技術を活用した自動化や品質管理の取り組みが加速しています。しかし、画像処理システムの導入に初めて取り組む際には様々な課題に直面するケースも多くあります。
例えば、以下のようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
– ディープラーニングの導入を進めたいが、どこから手を付けたら良いか分からない– 汎用画像処理ユニットを使った検査を行っているが、自社ニーズを満たせておらず、改善したい– 人が目視で行っている製品検査を自動化したいが、どのように進めるべきかわからない– そもそも現在の工程を画像処理システムで自動化することができるのか分からない
こういったお悩みを抱えていらっしゃる方は、ぜひお気軽に弊社技術サポートまでご相談ください。お客様の抱えるお悩みは、画像処理の専門家の知見によって、思いのほか簡単に解決できるかもしれません。リンクスの技術サポートでは、長年培った豊富な経験と知識を活かし、お客様の課題解決に向けた最適な方法をご提案いたします。
リンクスが提供する様々な技術サポート
弊社ではお客様がスムーズに画像処理システムを導入いただけるよう、下記に掲載する方法で技術サポートを提供しております。これらのサービスは全て無償でご利用いただけます。
– リンクスの技術サポートメンバーによるご対応
画像処理の専門家がお客様の課題に合わせたサポートを提供いたします。
– メール support@linx.jp
– 電話 03-6417-3379
– 弊社作成の技術トレーニング動画
リンクスが対面やオンラインで提供してきた技術トレーニングや、20年以上に渡る技術サポートで
培われたノウハウが集約された動画で、MVTec製品の画像処理技術を深く習得できます。
– 演習形式での画像処理プログラミング学習
実際にHALCONを触りながら、画像処理アルゴリズムや関数の使い方を習得できます。
本パッケージには多数のサンプルプログラムやテキストも含まれています。
具体的なお問い合わせ方法
お問い合わせ事例のご紹介
ここからは、弊社の技術サポートを活用して画像処理システム導入時の課題を解決した事例を2つご紹介します。
– ケース1:汎用ビジョンシステムからHALCONに移行し、より高度な検査システムを実現した例– ケース2:目視検査からMERLICに移行し、検査工程の自動化を実現した例
汎用ビジョンシステムからHALCONに移行し、
より高度な検査システムを実現した例
技術サポートへの問い合わせ方法:
当時利用していた汎用ビジョンシステムでの検査画像をリンクスへ送付し、
技術サポートにてHALCONを用いた精度評価を実施した。
ポイント:
弊社の技術サポート宛に、現在使用している検査画像を数枚お送りいただければHALCONのサンプルプログラムを作成いたします。エリアや目的に応じてパートナーSler企業様のご紹介も行っております。
1つ目の事例は、これまで他社製の汎用ビジョンシステムをご利用されていたお客様です。検査対象となる部品には微細な傷や汚れがあり、汎用ビジョンシステムでは安定した欠陥検査が困難であるとのご相談を受けました。
ご相談の後、現在のビジョンシステムで検査に使用している画像数枚をお送りいただき、弊社の技術サポートにて欠陥検査を行うHALCONプログラムを作成いたしました。
その後のミーティングでは、HALCONを利用した場合に検査精度が高くなることをお客様にご確認いただき、弊社からはHALCONを用いたシステム開発の経験が豊富なシステムインテグレーター様をご案内することで、HALCONでの画像処理システム導入を実施いただくこととなりました。
ポイント
– 弊社へのサンプルプログラム作成の依頼は、現在使用している画像数枚をお送りいただくだけで大丈夫です。– 弊社ではHALCONを用いたシステム開発の経験が豊富なシステムインテグレーター様のご紹介を行っております。エリアや目的に応じてご選択いただけますので、サンプルプログラム作成後の装置化までもスムーズに進めることができます。
HALCON製品紹介はこちら |
目視検査からMERLICに移行し、
検査工程の自動化を実現した例
技術サポートへの問い合わせ方法:
検査対象となるサンプルをスマホで撮影し、その画像をベースに
webミーティングにて工程の自動化まで必要なマイルストーンを明確にした。
ポイント:
まずはスマホで撮影した画像だけでもお気軽にご相談いただけます。初心者向けのトレーニング動画を視聴してゼロから画像処理を始められます。
2つ目の事例は、製造ラインの異物混入検査を目視で行っていたお客様です。少人化のために検査ラインの自動化を実施したいが、画像処理システムの導入は初めてで何から手を付けたら良いかとのご相談を受けました。
最初は、検査内容をイメージするためにスマホ等でご用意いただいた画像を見ながら、まずはwebミーティングを行い画像処理システム完成までの確認を行いました。
その後は、弊社から産業用カメラのデモ機の貸し出しを行い、お客様の環境で検査画像のサンプルをご用意いただき、その画像を用いて弊社でサンプルプログラムの作成を行います。
サンプルプログラムの作成の後はケース1のようにシステムインテグレーター様に入っていただく場合もありますが、お客様ご自身で画像処理システムの構築に必要なスキルの習得を行い、その後の開発を行うことも可能です。特に、弊社が販売する画像処理ソフト”MERLIC”は、プログラミング不要で画像処理アルゴリズムを構築することが可能になっており、画像処理が初めてでも扱いやすい製品となっております。
また、弊社ではメール等での技術サポートや技術トレーニング動画を通して、お客様のスキル習得もサポートしておりますので、ゼロから検査ライン構築までお客様の手で進めることも可能です。
ポイント
– 初めて画像処理システムの導入に取り組まれる場合は、まずはスマホで撮影した画像をベースにご相談いただくことも可能です。– システムインテグレーター様に頼らず、お客様の手で画像処理システムを実現するための手助けを弊社は行っており、そのためのツールを多数ご用意しております。
MERLIC製品紹介はこちら |
お気軽にリンクスの技術サポートにお問い合わせください
本記事では、リンクスの技術サポートがお客様に提供できる価値についてご説明いたしました。最後に、お問い合わせ方法についてご案内いたします。まずは下記の情報をご確認の上、お気軽に技術サポートまでご連絡ください。【メール:support@linx.jp, 電話:03-6417-3379】
– 画像処理システムを導入する背景– お困りの内容 (対象物はどういったものか、何を検出したいか、判定基準など。)– お持ちであれば、画像データ (なるべく検査時に近い撮像環境での画像をご準備下さい。)
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
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