2024年6月にiRAYPLEが、プラットフォームを新しくしたカメラを順次リリースします。
新製品では、産業用カメラを使用する上で課題となる、発熱や機能不足を解消することができます。
今号では、新製品と既存シリーズの違いや特長機能、ラインナップをいち早く皆様にご紹介します。

超低消費電力か豊富な機能か、
ニーズにマッチする２つのシリーズ

大きなコストアドバンテージを背景にマーケットシェアを拡大しているiRAYPLEですが、既存のAシリーズのコストはそのままに超低消費電力であるAEシリーズ、豊富な機能を搭載したAHシリーズの２つのシリーズが新たにラインナップに加わります。

AE（Economic）シリーズの特長：機能を必要最低限に、超低消費電力を実現

産業用カメラでは、各カメラメーカーが新機能の開発に力を入れていますが、市場には撮像することだけにフォーカスした必要最低限の機能でカメラの消費電力およびコストを抑えたいというニーズが存在します。
AEシリーズは、この要求にベストマッチな製品です。
機能を必要最低限に絞り、従来よりも低リソースなFPGAを搭載することで、消費電力を30％以上カットすることができています。

１．超低消費電力：シリーズ平均2.0W
２．基本機能搭載
　・AOI
　・ビニング
　・オートゲインなど

AH（Highlevel）シリーズの特長：低消費電力でありつつ、豊富な機能を搭載

アナログからデジタル、CCDからCMOSなどの民生技術を取り入れることで産業用カメラのコストは年々下がり、それに伴い使用シーンも多様化しています。一方で、様々なアプリケーションに対応できるようにカメラに求められる機能は複雑化しています。
AHシリーズは、その複雑化したニーズにベストマッチな製品です。
従来よりも高リソースでありながら消費電力を抑えることができる最新のFPGAを搭載することで、消費電力を20%カットしつつ、15種類以上の新たな機能を搭載しています。

１．基本機能＋アドバンスド機能搭載
　・画像補正
　　-ノイズ除去
　　-シャープネス
　・6軸調整
　・シーケンス
　・同期取り込み機能など
２．低消費電力：シリーズ平均2.5W

各シリーズ比較まとめ

上記で説明したそれぞれのシリーズの特長をまとめると、下記の通りです。

※一部機種では搭載

新製品ランナップ一覧

各シリーズのラインナップとしては、現行のAシリーズでメイン機種となっているセンサーを搭載し順次リリースします。

AEシリーズ

AHシリーズ

好評につき、特別トライアルキャンペーン延長中！

リンクスでは、2月28日よりiRAYPLEカメラの特別トライアルキャンペーンを実施しておりましたが、好評につき現在も延長しています。
この機会に多くのユーザー様にiRAYPLEカメラをお試しいただきたいと思っており、対象期間を5月31日までのご注文分とさせてはいただいていますが、ご検討いただいている方で間に合わない場合は、是非一度弊社へお問い合わせください。

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