本稿では、リンクスが新たに取り扱う産業用カメラブランドの一つ「Teledyne Imaging」製品について解説します。「Teledyne Imaging」は「Teledyne DALSA」や「Teledyne FLIR」等、産業用カメラでは広く認知されているブランドに加えて、メディカル、航空宇宙、理化学等の様々な分野に向けて、幅広いラインナップを揃えています。イメージング技術のリーディングカンパニーとして、独自のCMOSセンサー開発からカメラ開発までを1社で完結できる高い技術力が、高性能かつ広範な製品ラインナップを可能にしています。
今回は「Teledyne Imaging」が誇る世界トップレベルのセンサー技術に焦点を当て、「Teledyne Imaging」全体の製品ポートフォリオの特徴について、一部ご紹介します。
すべての波長領域を操る技術力
産業用カメラ市場向け製品を主とするセンサーメーカでは、その利用用途から、可視光領域に特化したセンサーがラインアップのほとんどを占めます。一方で「Teledyne Imaging」では、可視光だけでなくUV(紫外領域)からIR(赤外領域)、さらにはガンマ線からラジオ波まで、可視光領域から遠く離れた波長領域までを捉えるセンサー技術を複数有しています。その適用分野はマシンビジョンだけにはとどまらず、メディカル、航空宇宙、理化学、軍事等、特殊な環境下での撮像や超高性能が求められる分野においても突出した採用実績を誇ります。
群を抜くCMOS技術
波長領域の幅広さに加え、他社とは一線を画すCMOSの開発技術が「Teledyne Imaging」の根底にあります。キーボード大の大型センサーから、コインの側面に乗るような極小サイズのセンサーまで、各分野の厳しい技術要求に応えるソリューションを開発し続けています。
マシンビジョン市場においては、TDIラインセンサーカメラ、超高感度 / 低ノイズのCMOSと真空 / 冷却技術を組み合わせたサイエンスカメラ、超高画素/超高速カメラ等にその技術力が発揮され、既に製品化されています。
ラインセンサーカメラ市場では、TDI技術をいち早く実現したことで大きなマーケットシェアを確立し、また、エリアセンサーカメラ市場では、他社では実現できない高画素 / 超高速のCMOSセンサーを備えたカメラを市場投入する等、センサーリーディングカンパニーとして、マシンビジョンカメラ市場では圧倒的な存在感を誇ります。
Teledyne Imagingのトップレベルセンサー技術がもたらす
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