トプコン山形様では、眼科用の医療機器や、測量機器などを製造されています。
今回、医療機器の生産工程において、MERLICを導入いただきました。
この機器は構造が複雑なこともありまして、検査工程には、目視検査も多く残っています。
自動化のためにマシンビジョン導入を検討していたものの、下記課題がありました。
①プログラミングは開発工数とメンテナンスの点で避けたい
②汎用画像処理装置は高価
③社内システムと連携したい
これらの課題に対して、MERLICであれば、
①ノーコードで画像処理を開発可能
②価格がリーズナブル
③通信機能で社内システムとの連携も容易
といった点で課題を解決でき、MERLICを使って画像処理システムの開発を進めることになりました。
その結果、医療機器の外観検査ソフトウェアを、ノーコードで開発することができました。
画像処理アルゴリズムだけでなく、アプリケーションのGUIもノーコードで作成できます。
また、MERLICと、トプコン山形様の社内開発アプリがMQTTプロトコルで通信することで、
この検査ソフトウェアを社内システムに組み込むことができ、効率的な運用を実現できています。
MERLICを用いることで、少ない開発工数で、かつ、安価に装置化することができました。
また、ちょっとした変更にも柔軟に対応でき、保守性も非常に高いのが喜ばれている点です。