MOBA Software Packageは、MOBA Safety Software とComfort Softwareという二つのソフトウェアで構成されています。
MOBA Safety Software は、CODESYS Operating System、CoDeSys Safety Libraryが採用されており、常に高所バスケットの安定性、最大負荷や傾きなどを監視します。Comfort Softwareでは、CODESYSを使用してユーザーが自由にプログラムを開発することができます。このようにユーザーは既存のノウハウをそのまま活かしながら、余計なコストをかけずに機能安全 や DIN EN ISO 13849 へ対応することができます。
MOBA Safety Softwareの機能としては、回転するタワーの姿勢による負荷トルクのモニタリング、ブレースのサポートとインストールスロープ、最大ブーム角度や潜在的な風荷重の監視、ブレースの安全性を確保したり、バスケットの負荷と角度を監視することができます。さらに、スタンダードモード、トンネルモード、オフセットライド、緊急操作など様々な動作モードがあります。
MOBA Safety Softwareがシステムエラーを検知した場合は、安全のためシステムをシャットダウンします。緊急操作によってユーザーはバスケット搭乗者を安全に地上に戻せます。危険な方向に動くときは、機能安全ソフトウェアにより、その方向もロックされます。
この機能安全ソフトウェアではMOBA toolという特別なツールを使って簡単にパラメータ設定ができます。プラットフォームやソフトウェア構成などはユーザーのリクエストに合わせて提供しています。
CASE適用事例
高所作業車用ソフトウェア 「MOBA Safety Software」【MOBA Mobile Automation社(ドイツ、Limburg)】
2015.11.12
自動車
CODESYS
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