CASE適用事例

2021.02.09

農業/食品
HALCON

穀粒判定器

  • 株式会社ケツト科学研究所様:外観分析機器 穀粒判定器 RN-700

      米の流通において、生産者が政府に米の売却をおこなう場合は農産物検査法に基づいて品位などの項目の検査をおこなうことが義務となっています。従来までは目視検査員による検査を行っていましたが、労働力不足による採用・教育コストにより自動化のニーズが高まっています。ケツト科学研究所様の穀粒判定機「RN-700」はこの検査を自動化することにより、検査の高速化や検査コストの削減、検査結果の定量化を実現しています。HALCONは本装置の画像処理エンジンとして採用されています。    


    参考:穀粒判定器 RN-700製品ページ https://www.kett.co.jp/products/rn-700/
  • 本装置がリリースされる以前から検査の自動化が期待されていましたが、以下のような課題がボトルネックとなり装置の普及が進んでいませんでした。

    ・検査員が数秒~十数秒で終える検査が機械では1分程度必要となる。
    ・画像全体に対する判定を行うのみであり、米粒一粒一粒についての細かい判定/評価を行うことができない。

    「RN-700」ではHALCONの高速かつ強力な領域分割や特徴量検出などの機能を利用することにより上記の課題をクリアしています。処理時間について、1000粒程度の米粒を最速で約16秒で検査することができます。また、高度な領域分割機能により一粒一粒の米粒に対しての判定を行うことができるようになりました。
  • またこのような装置においては筐体の小型化も重要なテーマとなります。本装置では、HALCONの高いスケーラビリティを活かしてARM CPU+Linux OS環境下で画像処理を行うことにより、筐体の小型化や安定化を実現しています。

    本システムの高い性能や革新性が評価され、「農業食料工学会」にて開発賞を受賞しており、更に「食品産業新聞社」より食品産業技術功労賞を受賞しています。

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