オートフォーカスモジュール

Envision オートフォーカスモジュール
Envisionは韓国・ソウルに本社を構えるマシンビジョンソリューションの設計/開発、代理店販売を行う会社です。韓国の半導体/ディスプレイ市場の顧客課題を解決する上質なソリューション提案を行うために、自社での研究開発能力とフィールドサポート能力の向上のための人材採用など多額の投資、顧客に対してのより強いコミットメントをした結果、韓国の最先端の半導体、ディスプレイ市場で圧倒的な実績と大きな成功を収めています。

コンテンツ
システム構成
EnvisionのAFモジュールには、オートフォーカスの課題をDALSAのTDIカメラと組み合わせて解決するための様々な工夫が兼ね備えてあります。

特長
AFセンサー(AFS)に三角測量法を用いたレーザーを使用
フォーカス調整の為のAFSには三角測量法を用いたレーザーを使用しています。AFモジュールとしてはレンズの中を測距レーザーが通過するTTL(Through The Lens)という方式も存在しますが、特に半導体/ディスプレイ市場の検査対象に対して速度、精度ともに高いレベルで要求に応えるためには三角測量がベストです。

AFSの改良を継続的に実施
最新モデルの第三世代AFSではより正確な距離計測を実現しています。
下図は第二世代と第三世代で同一サンプルを評価した時のAFSの応答を示したものです。
図に示される山の位置がZ方向の位置を示しており、山の幅が細くシャープであるほど点での検出に近づいていることを意味しています。山の高さは検出スコアを示しており、
山が高ければ高いほど計測結果に信頼がおけることを意味しています。
上下で比較すると、第三世代では山の幅は狭くなり、山の高さは高くなっていることから、より高精度で物体検出ができていることがわかります。

デュアルモーションAFアクチュエーター(AFA)による高速、高精度なAFスキャン
Envisionでは、1um/pixelを切るような高分解能、もしくはラインレート400kHzを上回るような高速でオートフォーカスしながらスキャンする用途に合わせて、アクチュエーターを2つ使用するデュアルモーションAFAをラインナップしています。
これにより、シングルモーションAFAでは実現できなかった速度、精度でのオートフォーカススキャンを可能にしています。

ラインナップ
製品形態としてマクロレンズシステムと対物レンズシステムの二種類があります。
一般的な使い方においては標準モデルを、高速・高精度に使う場合においては高速モデルをご選択ください。
