KINEXON KINEXON OS
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製品概要
位置情報でさらなるIIoTへ
工場内では、コンベアラインや加工装置、ロボットなどの製造設備の他に、ヒトや資材、運搬車両などの工場内で刻一刻と移動するもので溢れています。
しかし、これまではこのような動きのあるものの位置情報はその99%が活用されてきませんでした。
Real-Time Location System (RTLS)と呼ばれるタグを用いた位置測位技術の普及と、その位置情報を活用した自動化アプリケーションにより、これらのヒトやモノの位置情報をリアルタイムに把握し、より一層工場のIIoTを進めることが可能となってきました。
このRTLSを活用しIIoTを強力に推し進めるためのソフトウェアが「KINEXON OS」になります。
KINEXON OSは、GPSやBluetooth、UWB等、複数の種類のセンサーからの情報を標準化し、メタデータを付与することで、リアルタイムロケーションシステムをIIoTプラットフォームとして活用します。モノやヒトの位置や動きをトリガーに、工場内での自動化アプリケーションを実行します。 SCADAやMES、WMS、ERP等、既存のシステムとも柔軟に連携することで、自動化アプリケーションを拡張し、さらなる工場のIIoT化、DXを推進することができます。
KINEXON OSで実現できる自動化アプリケーション例
KINEXON OSでは取得した位置情報を元に、様々な自動化アプリケーションを実装することが可能です。実際の製造工程において下記のような多様な自動化アプリケーションが実装されています。
KINEXON OSの特徴
KINEXON OSはブラウザ上で、位置情報のマッピングや解析が可能です。 ローコードで解析や自動化アプリケーションの設定が行えることで、少ない工数でシステムアップが可能です。 KINEXON OSでは自動化を推進するために次のような機能を提供しています。
デジタルツイン
工場内のヒトやモノの動きをリアルタイムに表示します。
ヒトやモノがどのように動いているかをマッピングし、工場の動きを一画面で確認可能です。プロセスダイアグラム
製造過程における製品の流れを可視化し、各製品の製造ステップを解析できます。
この情報を元に工程を逸脱している製品や生産過程のボトルネックを解析することが可能です。ヒートマップ
工場内のヒトやモノの動きを可視化し、輸送経路の最適化を行えます。
ヒトや車両が効率よく工程を進めるための改善点を探すことが可能です。プロセスダッシュボード
工程ごとの仕掛り部材を表示し、進捗状況をリアルタイムに可視化できます。
滞留時間も計測しているため、想定より長く滞留している部材に対してアラートを発生させることも可能です。