
iRAYPLE AHシリーズ
GigE Vision対応エリアセンサカメラ。
多くの機能を備えた万能カメラ。
コンテンツ
ラインナップ
該当する製品はありませんでした。製品特長
特長1:ハードウェア
低消費電力なプラットフォーム

最新のFPGAを搭載し、回路デザイン全体を見直すことで多機能化と低消費電力化を両立しました。
従来のAシリーズと比較し、最大20%以上の消費電力を削減しています。
アクティブ・センサ・アライメント

アクティブ・センサ・アライメントでは専用の装置を使用し、基盤にCMOSセンサを取り付ける段階で、画像の中心、回転、傾き、後方焦点距離を測定し、フィードバックされる画像情報に基づいてセンサ取り付け位置をアクティブに調整して取り付け誤差を最小化しています。
従来のパッシブ・センサ・アライメントに比べ、高精度にセンサを取り付けることができ、撮像した画像のMTFが向上し鮮明な画像が取得できます。
特長2:ソフトウェア
Sharpness / Denoising

カラー変換時の画素補間アルゴリズムの向上に加え、Sharpness、Denoisingの機能を搭載することでより鮮明度の高い画像を撮像できます。
Enhanced Binning / Pixel Scaling

AHシリーズのビニング機能は、最大6ピクセルまでを縦横それぞれ独立して設定することが可能です。また、ビニング時の輝度計算もAve(平均処理)/ Sum(加算処理)をそれぞれ縦横それぞれで独立して設定することも可能です。
Pixel Scaling機能では一般的な整数倍でのビニングだけでなく、小数の係数でのビニングが可能で任意のピクセルサイズに合わせこむことができます。
Color Correction Matrix(CCM) / Super Color Palette(6-axis algorithm)

CCMでは、RGB値に対して行列演算による非線形な調整を行うことで、ホワイトバランスの変化によって生じる理想的な色とのズレを補正し鮮やかな画像を出力します。

6軸調整機能では、RGBCMYのHue(色相)、Saturation(彩度)を直接調整することができ、理想とする色合いに合わせこむことが可能です。
Flat Field Correction (FFC)

FFCは、CMOSセンサが元々持っている画素間のばらつきや暗電流ノイズによる輝度のばらつきを補正します。また、レンズによるケラレや照明の当たり方の不均一さによる影響も含めて、画像全体にわたり均一な輝度の画像を出力します。
Sequencer

Sequencerは、ROIやExposureTimeなどを撮像ごとに変更したい場合に、最大8個までの設定をカメラに保存し、1回の撮像命令でシーケンス的に設定を変更しながら撮像をする機能です。カメラの設定変更にかかる時間を短縮し、効率的な撮像が可能です。
Burst / Compression

Burstは、CMOSセンサの最高速度で画像取り込みを行い、カメラの内部メモリに画像をバッファリングし順次転送することで瞬間的に高速な撮像を可能とします。
Compressionは、カメラ内部で画像を可逆圧縮することで伝送帯域を節約し、カメラの標準フレームシートを超えた速度での撮像を可能とします。圧縮時は可逆/非可逆の選択が可能です。
Burstは画像のデータサイズは変わらないので、1秒間に転送できる画像枚数は通常と変わらないのに対し、Compressionではデータサイズが小さくなるので1秒間に転送できる画像枚数が増加します。
Trigger Cache

Trigger Cacheはカメラがトリガー信号を受け付けられないタイミングで入力されてしまったトリガーを最大8回までキャッシュできる機能です。通常はトリガー信号を無視してしまい、画像抜けの原因となりますが、その心配がありません。