BASLERVisualApplets FPGA画像処理開発環境

VisualAppletsは、超高速画像処理を実現するFPGA画像処理の開発環境です。
FPGAの専門知識を必要とせず、ドラッグ&ドロップの直観的操作にて開発ができ、time-to-marketの圧倒的な短縮を実現します。

製品特長

5分でわかる!VisualApplets

BASLER社 VisualApplets機能特徴

  • FPGA開発の知識を必要としない、GUIによるFPGA開発

    画像処理の機能(オペレーター)をドラッグして追加し、それぞれのオペレーターを接続していくことで、 専用知識を必要とせずオリジナルのFPGA画像処理開発が可能。

  • 開発環境におけるFPGA処理結果シミュレーション機能搭載

    開発したFPGAの動作検証を、VisualApplets上のシミュレーション機能にて確認可能。帯域の検証やDRC、FPGAリソース使用量の状態確認も可能。

  • 200種類に及ぶオペレーターライブラリ

    カメラからの画像取得やDMA転送、外部IO制御などの基本機能に加え、モフォロジー処理、 ブロブ解析機能、カラー変換、論理演算、信号処理など200種類に及ぶ機能をオペレーターとして提供。

VisualAppletsで広がる、新たな可能性

  • 例1 : リアルタイム外部IO制御による超高速異物検査

    FPGA上にてフィルタ処理、カラー処理、ブロブ解析を行い、異物や欠陥を高速に検査。 検査結果を即時にデジタルIOに反映させリアルタイムの外部機器制御も可能。

  • 例2 : 隣接比較によるFPD繰り返しパターン検査

    繰り返し模様のあるパターンの高速な外観検査。参照ピクセルを基準に、隣接するパターンの輝度参照による欠陥抽出アルゴリズム。 高度な技術が要求されるFPGAの高機能検査アルゴリズムの開発を、オペレーターライブラリの組み合わせにて短期間にて開発が可能。さらに開発環境上のシミュレーション機能により、アルゴリズムの機能検証を実機を用いずその場ですぐに確認が可能。

  • 例3 : DMA 3600を活用した超高速カラー印刷検査

    最大で3.6GB毎秒のDMA転送を有するBASLER社のフレームグラバーmicroEnableシリーズとの組み合わせにより、超高速カメラのカラー画像検査処理を実現。 撮影された画像転送だけでなく、フィルタ処理、HSV変換などの処理結果を十二分に発揮できる、FPGAソリューションをご提供。

技術情報

VisualAppletsによるFPGA処理開発の流れ

  • 1 : FPGAアルゴリズム開発

    専用の知識を必要とせず、GUI操作にてFPGAアルゴリズムの作成が可能

  • 2 : FPGAでの動作

    専用画像処理ボードVシリーズにて動作可能

  • 3 : アプリケーション開発

    無償のAPIを用いた後処理や、HALCONとの組み合わせによる運用が可能

VisualAppletsの開発サンプル