リンクスは、2023年11月1日より高速3Dセンサー「Gocator 2600シリーズ」に、新たに2機種を追加し、販売を開始します。
今回新たに追加された『Gocator2610/2618』は、シリーズ史上最も高分解能となるX解像度2.5μmを実現した超高精度光切断プロファイルセンサーです。
一体型光切断センサーとしては世界最高レベルの解像度(約4200 ポイント/プロファイル)をもつGocator2600シリーズで、視野を確保しつつ数μmレベルの高精度計測が可能です。
また他のGocatorシリーズ同様、内蔵の計測ツールを備えており、センサー本体のみで3Dスキャン、計測、入出力制御が可能です。
『Gocator2610/2618』は高い品質レベルが要求される電気製品やEVバッテリーといった様々な工業製品の計測に広く適用できます。
LINX Express Vol480 | Gocator2610/2618 データシートダウンロード |
「Gocator2610/2618」製品概要
製品仕様 | 2610 | 2618 |
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データポイント/プロファイル | 4192 | 4192 |
スキャンレート(Hz) | 1,100 – 9,000 | 700 – 10,000 |
解像度X(μm) | 2.5 | 5.0 – 5.4 |
視野幅(FOV)(mm) | 10.2 – 10.8 | 20 – 23 |
クリアランス距離(CD)(mm) | 19.4 | 44.5 |
測定範囲(MR)(mm) | 5 | 12 |
Gocator2610
視野幅10mmを確保しながら光切断センサーとしては最も高分解能なX解像度2.5μmを実現。テレセントリックレンズ光学系を採用することでX軸方向の死角がなくなり、レーザーの散乱を最小限に抑えられるため、反射率の高い素材の表面も高精細かつ高速にスキャン可能。また、正反射光を捉えることで透明な素材も撮影可能。
Gocator2610
高精度と広視野を両立する適用範囲の広いセンサー。これまで高精度計測の定番となっていたGocator2510の性能を視野・精度の両面で凌駕。Gocator2510のコンパクトかつ軽量な筐体はそのままに、クリアランス距離44.5mmとセンサーと対象物の距離を確保できるため、多関節ロボットに取り付けた自動計測にも適用可能。