サイエンスカメラ
Teledyne Photometrics サイエンスカメラシリーズ
Teledyne Photometricsは、最先端のsCMOS(サイエンスCMOS)を搭載した超高感度/超低ノイズのサイエンスカメラを提供します。 超高感度と超低ノイズと両立するキーとなるのは、センサーの冷却システムです。 Teledyne Photometricsはセンサーの冷却チャンバー内の真空状態を長期間に渡って維持する突出した技術により、世の中のサイエンスカメラの中でも圧倒的な長寿命を誇る、高品質なサイエンスカメラを提供します。
コンテンツ
特長
高性能を長期間維持するオリジナル冷却チャンバー
40年以上の経験に基づいた独自の拡張性の高いチャンバーシール技術Citadelを搭載することで、10年以上の長期にわたり密閉状態を維持して高い性能を安定して提供します。
冷却チャンバーの性能を安定させることは、サイエンスカメラの最も重要な技術ポイントであり、Teledyneは業界一の技術を誇っています。
圧倒的な量子効率を実現するTeledyneオリジナルセンサー
オリジナル冷却チャンバーを軸とした冷却システムを、最新のTeledyneオリジナルのsCMOSと組み合わせることで、95%以上の量子効率を実現します。従来のsCMOSカメラと比較しても圧倒的に高感度です。
超低ノイズを実現する冷却技術
洗練された冷却システムで暗電流ノイズを最小化しています。また、独自技術でセンサー構造に起因するパターンノイズとリードノイズを従来のsCMOSからさらに低減し、カメラ内部の信号処理技術でEM-CCDに匹敵するレベルまでリードノイズを低減しています。
条件に合わせた2つの撮像モード
撮影条件に合わせて、ノイズを減らしたCMSモードとフルウェルを高くしたHDRモードを選択可能です。この画像は同数の電子を撮像した際の一般的なsCMOSカメラと、Kinetixの各モードの比較です。グラフは3枚の画像をスケーリングし、同条件にして重ね合わせることで感度を比較したものです。
最新の広視野顕微鏡に最適な画素設計
近年、顕微鏡メーカからリリースされている29.4mm角の大口径マウントを搭載した広視野顕微鏡に最適なセンサーサイズ、画素数の設計になっています。
今まで一般的だった4MPクラス(18.8mm角)のカメラと比較して、撮像回数を減らして高効率な観察を可能とします。