Photoneo MotionCam-3Dシリーズ リアルタイム 高速3次元スキャナ
MotionCam-3Dシリーズ

特許取得済の縞投影専用カスタムCMOSセンサを搭載した超高速3Dスキャナです。
20fpsグローバルシャッターという驚異的スペックで最大視野2.4m×1.8m、最小解像度0.3mmで高解像度3Dデータをスキャンします。

特長

複数の縞パターンを同時に撮影できる「パラレル縞投影」

レーザーを点滅させずに、点灯させたまま1回の走査でCMOSセンサーの受光素子側でピクセルごとにシャッターを切ることで、疑似的に複数枚の縞画像を生成する「パラレル縞投影」技術を採用しています。
最高スキャンレート20fps、最速40m/秒で動く対象物の3D形状を捉えることができます。

最大 2.4m×1.8m の3Dスキャンを可能とするレーザー縞投影

光源にレーザー光を使用することで最大視野2.4m×1.8m、最大レンジ2mを超えるエリアをワンショットで3Dスキャンします。
高解像度カメラを搭載し、Sサイズのスキャナモードでは0.15mm以下の計測精度で3次元形状を捉えることが可能です。

1つのスキャナからカラー情報と3次元情報が取得可能

従来、カラー3次元データを取得するためには、産業用カラーカメラと3次元センサを用意した上で、事前にキャリブレーションを行い、PC側でこれらの撮像画像の位置をマッチングする必要がありました。
「MotionCAM-3D Color」では、3次元データ、グレースケール画像、カラー画像を1つのスキャナから取得できます。
そのため、事前のキャリブレーションやPC側での処理を必要とせず、カラー3次元データの生成が可能です。

リアルタイム点群合成機能「インスタントメッシュ」

これまで、リアルタイム撮像によって、膨大な枚数の点群画像もしくはデプス画像を取得できても、それらを組み合わせたアプリケーションを開発するには、多くの工数がかかっていました。その中でも、最も開発工数のかかる、「点群画像を合成/補完」を自動かつリアルタイムで行なうソフトウェア機能「インスタントメッシュ」をリリースしました。
インスタントメッシュ機能を使い、高密度な点群データをリアルタイム生成することで、以下のアプリケーションが可能になります。

 ・ピッキングの対象物の死角、データ抜けの補完
 ・箱の三点計測(幅、奥行き、高さ)
 ・CADの無い物体の3Dモデル作成
 ・リバースエンジニアリング

インスタントメッシュ機能は、撮像した点群を組み合わせる技術になるため、エンコーダー等を使った同期機構を使うことなく、点群を合成できます。

ラインナップ(モノクロ)

モデル名スキャンレンジ
(mm)
焦点距離
(mm)
視野(mm)
(near)
視野(mm)
(far)
焦点距離での
XY分解能
(mm)
焦点距離での
Z方向精度
(mm)
S366-558442272 x 232343 x 5070.370(0.250)0.300(0.150)
S+630-1574900481 x 401968 x 13490.760(0.5200)1.000(0.500)
M497-939650331 x 324567 x 8620.550(0.370)0.500(0.250)
M+630 – 1574900451 x 408951 x 13170.760(0.520)0.600(0.300)
L778 – 30341239410 x 5182495 x 18361.050(0.720)1.250(0.900)
  • ()内はカメラモード時のスペック値

Sモデル

S+モデル

Mモデル

M+モデル

Lモデル

ラインナップ(カラー)

  • ()内はカメラモード時のスペック値