MVTec HALCON マシンビジョン構築ライブラリ

HALCON Progress Edition / Steady Editionに関するQ&A

今後HALCONは、

  • 従来どおり、2~3年に1回メジャーバージョンアップされる「HALCON Steady Edition」

に加えて、

  • 半年に1回新機能が追加される「HALCON Progress Edition」(サブスクリプション方式)

の販売を新規に開始します。
この両Editionについて、お客様からいただくことの多い質問と回答を以下に掲載します。
更にご不明な点がありましたら、mailto:sales_image@linx.jp、または、03-6417-3371、HALCON営業担当までいつでもお問い合わせください。

その他技術的なご質問などはFAQから検索可能です。

昔からHALCONを使っています。現在HALCON13を自社製品に使っているのですが、今後もHALCON13ランタイムライセンスの購入は続けられますか?
はい、ご安心ください。HALCON13も、それ以前のバージョンも、引き続き従来どおりにランタイムライセンスをご購入、ご利用いただけます。
昔からHALCONを使っています。今後も、2~3年に一回のバージョンアップというサイクルに合わせ、従来どおりの買い切り方式でHALCONを使い続けたいのですが、可能ですか?
はい、ご安心ください。従来通りの買い切り方式を受け継いだSteady Editionが、今後も2~3年に一回のサイクルでメジャーバージョンアップされますので、引き続きこちらをご利用ください。
HALCONは今後、Progress Editionに集約されていくのでしょうか?
いいえ。HALCONは今後も従来通りの買い切り方式を受け継いだSteady Editionを確実にサポートしていきます。今回は、半年に1回新機能が追加されるProgress Editionという商品が追加されたものとお考えください。
Progress Editionの開発ライセンスに適用される、サブスクリプション方式とはどのような形態ですか?
サブスクリプション方式は、定期購読形式とも呼ばれ、年に一度年間費用をお支払いただくことで、最新機能をリアルタイムに提供する方式です。
Progress Editionの開発ライセンスはサブスクリプション方式で販売されます。これまで2年に1度のアップデートだったHALCONですが、新商品のProgress Editionを導入されたお客様は、半年に1回追加される最新機能をすぐにご活用いただけます。
「HALCON Progress Edition」と「HALCON Steady Edition」に機能の差はありますか?
Steady EditionはこれまでバージョンアップしてきたHALCON11、12、13と同系列の商品とお考えください。HALCON14に相当する次のバージョンは、2018年12月にリリースされる予定です。
そして、その時点のSteady Editionは、その時点でリリースされているProgress Editionと同じ最新機能が実装されます。機能的な違いは新機能のアップデートの頻度だけであり、Progress Editionは半年に1回、Steady Editionは、2~3年に1回、新機能の追加が行われます。
それぞれのEditionで受けられるサポートに違いはありますか?
いいえ、新機能の追加サイクルが異なる以外に、受けられるサポートに違いはありません。
初めてHALCON導入を検討しています。私はどちらのEditionを選択すべきでしょうか?
使用する機能がすでに決まっているのであればSteady Editionの導入を、最新技術を迅速に評価・活用していきたいのであればProgress Editionの導入を検討することをお勧めします。詳しくは弊社HALCON営業(sales_image@linx.jp)までご相談ください。
Progress Editionと、従来(HALCON13や今後リリースされるSteady Edition)を組み合わせて使っていきたいのですが、どのように使うべきか、運用の事例を教えていただきたいのですが?
量産装置は基本的にSteady Editionで開発・量産し、新機能による課題解決に取り組む場合にProgress Editionをご利用いただく、というような運用例が考えられます。詳しくは弊社HALCON営業(sales_image@linx.jp)までお問い合わせください。
一度お客様のラインに入ってしまうとライセンス交換等も難しいのですが、Progress Editionのランタイムも1年ごとの更新なのでしょうか?
ご安心ください。Progress Editionのランタイムライセンスは、Steady Editionと同じく買い切り方式となっておりますので、装置運用の途中で有効期限が切れるようなことはありません。
最新機能であるディープラーニングによる学習・分類機能は、いつから利用できますか?
2018年11月にリリースされたHALCON18.11 Steady Editionにも、ディープラーニング機能が搭載されました。(ディープラーニング機能ご利用の際は、ご購入時に「ディープラーニングあり」のオプションを選択いただく必要がございます。)
Progress Editionで開発したディープラーニング機能搭載アプリケーションを、量産展開できますか?
はい。2018年11月にリリースされたHALCON18.11 Steady Editionには、ディープラーニングをはじめとするその時点の最新機能が搭載されました。
ただし、Steady Editionにおいては、開発ライセンスとランタイムライセンスのいずれについてもディープラーニング機能は標準機能ではなく、オプション機能となります。開発ライセンスは、ディープラーニング機能を後から追加可能ですので、ご活用いただける際はご連絡ください。
Steady Editionでも、ディープラーニングは使えるようになるのでしょうか?
はい。2018年12月にリリースされるHALCON18.12 Steady Editionには、ディープラーニングをはじめとするその時点の最新機能が搭載されます。ただし、ディープラーニング機能は、Progress Editionと同じく、標準機能ではなく、オプション機能となる予定です。
すぐに Progress Editionを導入することはできないのですが、取り急ぎディープラーニングを試してみたいです。何か方法はないですか?
画像群をご準備いただければ、弊社にてベンチマークに協力することも可能です。詳細は、弊社HALCON営業(sales_image@linx.jp)までお問い合わせください。
今持っているHALCON13を、Progress Editionにバージョンアップできますか?
いいえ、HALCON13とProgress Editionは別ラインナップとなっており、HALCON13からProgress Editionへの変更はできません。HALCON13と、Progress Editionの併用を是非ご検討ください。