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ディープラーニングを用いて良否判定を行う場合、トレーニングを行う画像を準備して、各画像が属するクラスを設定する必要があります。また、オブジェクト検出などを行う場合、画像のどこに何があるか、領域を一つ一つ設定しなければなりません。これらの「アノテーション」作業に多くの時間を費やすことが想定され、それがディープラーニング導入の障壁となることがあります。
「ディープラーニングツール」は、マウス操作によりアノテーション作業工数の削減を実現するツールです。
本稿では、ディープラーニングツールの使い方や活用例を紹介します。
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2月6日にディープラーニングツール ver0.3がリリースされ、「画像分類」と「オブジェクト検出」のアノテーション機能を有しています。また、英語だけでなく日本語にも対応しており、簡単に操作することができます。
まず、アノテーションを行う画像群を追加します。アノテーション実行画面では、各画像に対して適切なクラスを設定することができます。また、レビュー画面でアノテーション結果の確認やクラスの修正も可能となります。
画像分類と同様に、まずアノテーションを行う画像群を追加します。
その後、検出するクラス名を指定し、マウス操作で矩形を描画するだけで、簡単にトレーニングデータを作成することができます。
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ディープラーニングツールを用いたアノテーションの結果は、HALCON独自のdictionary形式で保存されます。このdictionary形式ファイルには、画像データパスやクラス名、位置情報が含まれており、この後のトレーニングステップへのスムーズな移行を実現します。
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毎月開催 HALCONディープラーニングトレーニング
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ディープラーニングトレーニングを東京・大阪で毎月開催しております。
2019年11月に追加された新機能「アノマリー検出」も含む、HALCONディープラーニングの使用方法や各種事例なども紹介しています。ディープラーニングをご検討いただいている方や適用先をお考えの方など、ぜひご参加ください。
■HALCONディープラーニングトレーニング
開催場所:東京オフィス、大阪オフィス
日程:3月13日(金),4月23日(木),5月22日(金)
時間:13時半~17時
お申込みはこちら:https://linx.jp/support/
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※LINX Express 配信の中止・アドレスの変更をご希望の方は、お手数ですがこちらよりお問い合わせください。
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