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新機能1:次世代高速インターフェースへの対応
従来のJPEGオペレータはCameraLink Deca(10Tap)での入力に対応し、リアルタイムにJPEGエンコーディングを行うことが可能です。新しいJPEG Libraryでは、対応する入力データレートを拡張し、CameraLink Decaの4倍ほどのデータレートを誇るCXP6x4の入力や、CXP12、10GigEの入力に対してもリアルタイムなJPEG圧縮を実現します。
高速撮像時にFPGA上でリアルタイムにJPEG圧縮を行うことで、例えばトレーサビリティ用途で画像の全数保存が必要なお客様の下記の様な悩みへのソリューションをご提供します。
・ハードディスクへの画像の保存速度がボトルネックになり検査速度に制限がかかっている
・圧縮処理に時間がかかるため生画像のまま全数保存をしており、高額なサーバーPCに大容量のSSDを搭載しなければならずシステムコストが高止まりしている
画像入力ボード上でのJPEG圧縮により、データ容量を小さく出来ることで、スペックの低いPCへの変更や検査PCからネットワークを介してサーバーへ保存画像を転送するといった、より安価な機器構成でのシステム構築の可能性が広がります。