VisualApplets新機能:
CoaXPress、カラーカメラ対応JPEG Libraryリリース

imgLE01

FPGA画像処理機能を簡単に開発できるVisualAppletsの新機能として、CoaXPressを始めとする高速インターフェースや、カラー画像に対応した、JPEG Libraryが新たにリリースされます。本号ではその機能の一部をご紹介致します。

New JPEG Library新機能

imgLE02

新機能1:次世代高速インターフェースへの対応
従来のJPEGオペレータはCameraLink Deca(10Tap)での入力に対応し、リアルタイムにJPEGエンコーディングを行うことが可能です。新しいJPEG Libraryでは、対応する入力データレートを拡張し、CameraLink Decaの4倍ほどのデータレートを誇るCXP6x4の入力や、CXP12、10GigEの入力に対してもリアルタイムなJPEG圧縮を実現します。

高速撮像時にFPGA上でリアルタイムにJPEG圧縮を行うことで、例えばトレーサビリティ用途で画像の全数保存が必要なお客様の下記の様な悩みへのソリューションをご提供します。

・ハードディスクへの画像の保存速度がボトルネックになり検査速度に制限がかかっている
・圧縮処理に時間がかかるため生画像のまま全数保存をしており、高額なサーバーPCに大容量のSSDを搭載しなければならずシステムコストが高止まりしている

画像入力ボード上でのJPEG圧縮により、データ容量を小さく出来ることで、スペックの低いPCへの変更や検査PCからネットワークを介してサーバーへ保存画像を転送するといった、より安価な機器構成でのシステム構築の可能性が広がります。

imgLE03

新機能2:カラー画像のJPEG圧縮機能
新しいJPEG Libraryでは直接オペレータにRGB画像を入力することができるようになりました。色の異なる複数の照明を使用する検査や、モノクロ画像では難しい外観検査などをカラーカメラで実現されているお客さまにもご利用頂けます。
以下は画像サイズ1024x1024のRGB画像を圧縮率0%で圧縮した画像です。画像をクリックして拡大していただくと、画質への影響はほとんどなくデータ容量を約65%削減できたことが確認頂けます。

※クリックで拡大


VisualAppletsトレーニング開催のお知らせ:
詳しい使い方はここで!

ご参加いただいた全員に実際にVisualAppletsを触っていただきながら、開発を行うための基本ルール、アプリケーション作成までの流れ、HALCONとの接続方法などを習得いただける内容になっております。

imgLE05

日時:5月9日(木) 13:00~
場所:リンクス(東京都品川区上大崎2丁目24-9 アイケイビルディング4F)
参加費用:無料

imgLE06

※LINX Express 配信の中止・アドレスの変更をご希望の方は、お手数ですがこちらよりお問い合わせください。