レーザー縞投影で実現する、「PhoXi Scanner」シリーズの特長

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PhoXi Scannerシリーズは他に類を見ないレーザー縞投影技術を採用することにより、3次元スキャナとして4つの大きな特長を持ちます。

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「レーザー縞投影」 徹底解説

いわゆる「縞投影」とは?

一般的に「縞投影」とは、3次元撮像に用いられる手法の1つで、16枚程度の縞パターンを被写体に照射し、そこから1つの3次元データを生成します。高精度に高さ計測ができるため、プロジェクターを用いた縞投影スキャナが一般的です。
ただしプロジェクターを用いる手法は、撮像できる対象物の高さと視野の狭さに技術的課題がありました。これは、ピントの合う高さが限定的であり、また強力な光源を搭載すると熱問題が起きるなどの制約によるものです。


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レーザーによる「縞投影」とは?

「PhoXi Scanner」は、プロジェクターの代わりにレーザーを使用することで、これらの課題を解決しています。
レーザーによる縞投影では、内蔵した直線レーザーをミラーで走査しながら視野範囲内を照射します。走査しながらレーザーが明滅を繰り返し、その間カメラのシャッターを開きっぱなしにすることで縞パターンの撮像を行います。この走査を短時間で繰り返すことで、3次元情報生成に必要な縞パターンを複数生成することができます。

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レーザーの直進性により奥深くピントが合い続けることで高い被写界深度(撮像できる高低差)を得ることができ、レーザーという強力な光源を利用することで一般的な縞投影スキャナに比べかなり広い視野を実現できます。
3.2Mpxという高解像度カメラを内蔵することで、広い視野であっても高い空間分解能を維持している点も特長です。
また、GPUをカメラ筐体内に内蔵することで、高解像度画像を高速処理することができ、1秒間に4つの3Dデータを出力することを可能にしています。

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ラインナップ

XS~XLまで合計5種類をラインナップ。視野に合わせて最適なモデルを自由に選択することが可能です。





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レーザー縞投影を20fpsで実現!
リアルタイム3次元スキャナ「MotionCam-3D」近日リリース

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PhoXi Scannerシリーズと共通の特長:高速・高解像度、深被写界深度、GPU搭載の高速処理

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縞投影専用カスタムCMOS:驚異の3次元撮像速度20fpsを実現!

Photoneo社が研究開発した、専用のカスタムCMOS素子を採用。
1度のレーザー走査で、16の縞パターン画像を内部生成する特殊仕様CMOSで、20fpsという驚異的な撮像速度を実現。

特長

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回転しているプロペラもリアルタイムに撮像可能な超高速3次元スキャナ

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