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CODESYSでコントローラ・表示器の内製化ソリューション
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これに対し、CODESYSを利用して装置用コントローラを内製化することで、以下のように課題を解決することが可能です。
CODESYSを導入することで、C言語などのソフトウェアエンジニア向けのプログラミング言語だけしか利用できないという環境から、ラダー等の電気エンジニアでも理解しやすい言語も利用可能な環境へ変化させることが可能です。
CODESYSはPLCのプログラミング言語の国際標準規格であるIEC 61131-3に準拠しており、電気設計に近いラダー言語や、C言語のプログラミングに近いST言語など計6言語が利用可能となっており、電気/ソフトの両方の技術者が装置のソフトウェア開発に参加可能となります。
先に述べたように、CODESYSはPLCプログラミング言語の標準規格であるIEC 61131-3に準拠しているため、世界中のPLCプログラマーがプログラミングを行うことができます。
またCODESYS自身も全世界で広く利用されているため、CODESYSを使えるエンジニアを世界各国で確保することも可能です。
世界展開する際に言語対応は必須になりますが、CODESYSを使って表示器を自作する場合、表示機に搭載されているOSで利用可能な言語はそのままCODESYS上の表示器でも利用可能です。またCODESYSの言語切替機能を使うことで、複数の言語を簡単に切り替えて表示することが出来ます。
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コントローラ・表示器の内製化/メーカー品利用それぞれのデメリットが目立つ
近年、ARM CPUの性能向上により高性能な組込み用ボードが簡易かつ安価に入手できるようになりました。これにCODESYSを組み合わせることにより、高機能な表示器を安価に内製することが可能となりました。
CODESYSはCPU / OSを選ばず搭載可能なため、安価な装置向けにはARM、高機能な表示器が搭載されるハイエンドモデルにはPC、といった使い分けも可能です。
また、装置に組み込まれた表示器だけでなく、CODESYS WebVisuの機能を利用することでタブレットやスマートフォンなどの外部機器への画面配信も行うことができます。
CODESYSにはユーザー管理、ログイン、通信の暗号化などの様々なセキュリティ機能がすぐに利用可能になります。また常に最新のセキュリティリスクに対しての対策が行われるため、常にコントローラを高いセキュリティ性を維持した状態に保てます。
ソフトウェアです。CODESYSはあらゆるハードウェアへ搭載可能とするために、ハードウェア依存するコード部分を最小化するよう設計されています。
これにより新しいハードウェアへの移行も非常に簡単に行うことが可能です。
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