リンクスとの出会い

リンクスを知ったきっかけは、すでにリンクスで働いている同じ研究室に所属していた先輩です。
就職活動を始めたばかりの時期に、会社説明会に参加させていただいたのですが、先輩や社長のお話の中に、「最先端のテクノロジーで技術立国日本としての価値を高める」という強烈なビジョンがあり、「なんだかパワーのある会社だな」と感じました。

その時すぐには就職先の選択肢には入っておらず、他の大企業の説明会を回っていました。ある日、リンクスを会社訪問してリンクスの先輩方にお話をさせていただく機会がありました。実際に働いている先輩方とお話をすることで、自分がリンクスで働いている姿を具体的にイメージすることができました。
その後も様々な説明会には参加してみましたが、社長のお話を聞いたときや先輩方と話をしたときの感覚がずっと頭に残っていました。
リンクスに入社すれば、きっと人生を豊かなものにできるはず。一度きりの人生、この環境でなら自分を成長させることができる！と直感でリンクスへの入社を決めました。

1年目の7月には早くもドイツへの技術研修の機会をいただき、製品の開発元の技術者から直接トレーニングを受けましたが内容はすべて英語で理解することに必死でした。わからなかった部分について英語で質問をしたり、夜はおいしいビールを飲みながらいろいろな話をしたりすることもできました。初めての海外出張では入社1年目では出会えないようなことをたくさん体験することができました。リンクスは若手にチャンスが与えられる会社であること、自分の直観と選択は間違っていなかったことを実感しました。

スペシャリスト集団の一員として武器を磨く

画像システム事業部のテクニカルソリューションチームでMVTec社の画像処理ライブラリHALCONとBasler社の産業用カメラのテクノロジー・コンサルティングを行っています。主に、商品の使い方に関するお問い合わせへの回答や、お客様の持つ課題を解決するための技術的なアプローチを提案する部署です。その中でも、私は汎用的な技術を扱うチームで3次元画像処理を担当しています。お客様が製品を開発する上では、プログラミングや電気・電子回路、組み込みなどの周辺知識も必要になります。リンクスの商品を製品に組み込んでいただくためには、私たちも周辺知識を理解しておく必要があります。

周辺知識としての3次元画像処理では、商品知識だけではなく線形代数やベクトル演算のような数学的な知識やステレオカメラの原理のような専門的な知識が必要とされます。3次元処理技術は日々発展していますが、普通のカメラで撮影した2次元画像を扱うこれまでの画像処理とは少し違った考え方が要求されます。そのため、やりたいことがなかなか実現できずにいるお客様がたくさんいらっしゃいます。そのようなお客様のもつ課題に対して、培った技術をもって適切な3次元ソリューションを提案することが私の役目です。

もちろん、3次元処理だけでなくプログラミングや回路技術の案件を担当することもあります。私の所属するチームはそれぞれの知識に長けたスペシャリスト集団ですが、リンクスには独りよがりにならず、社内メンバーと積極的にコミュニケーションをとるという風土があります。困ったときにはそれぞれのスペシャリストに相談することで、お客様の満足のいく提案ができます。

リンクスらしい人が集まるからこそのリンクス

行動指針に「行動は、素直、謙虚、さらに礼節を重んじる」という項目があるように、リンクスで働く人たちは皆、人が良いと思います。仕事でわからないことがあれば嫌な顔をせずに相談にのってくれます。目先の答えを教えてくれるわけではなく、問題の本質的な解決にはどのように考えればよいのか、このような知識があればできるのではないか、というように相手が成長できるように促すという場面が多々あります。また、先輩・後輩という立場にとらわれない自由な意見を発信することができます。そして、自分が成長することに対して貪欲で、環境の変化を恐れずチャンスに変えていく力をもっています。このような環境の中で、自分自身も一緒に成長していきたい！という人にリンクスはピッタリだと思います。

休日の過ごし方

ゲームをすることが趣味なので、家にいることが多いです。収入の多くをゲームをするためのデバイスや環境を整えることに費やしています。週末はゲームを一緒にプレイする友達とゲームセンターに集まって遊んだり、食事に行ったりします。また、本社が横浜にあるため都心にも行きやすく地方に住んでいた学生時代に比べて外に遊びに行く機会も増えました。