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3次元センサーGocatorは単純に3D情報を取得するデバイスというだけでなく、断面プロファイルや高さ画像に対する計測といった画像処理の機能までを有した3次元”スマート”センサーです。

その計測ツールは寸法計測に留まらず、平面補正や各種フィルター処理、文字認識やデータコード読み取り、マッチングによる位置合わせなど多岐にわたります。これらの計測ツールを組み合わせて様々な画像処理のタスクを実現できるのですが、Gocatorの良さは何と言ってもその扱いやすさであり、専用のブラウザ上にグラフィカルに表示された3次元データに対して、マウス操作だけで複雑な画像処理を構築できるようになっています。

このソフトウェア・機能面の真の価値を理解する最良の方法は、実際に触っていただくことに他なりません。それらを手軽に体感できるのが「Gocator トライアルキット」です。この度登場したGocatorトライアルキットには、計測ツールの問題集、Gocatorエミュレータ（オフラインソフト）、計測ツールマニュアルを含んでおり、総合的にGocatorの計測ツールを習得することができます。

まだGocatorを使ったことがない方にとっては「Gocatorってこんなことまでできるんだ」「こんなに簡単に処理まで構築できるんだ」といった魅力を感じていただけると思いますし、既にGocatorを使っていただいている方にとっても「こんな機能知らなかった」「この計測ツールを使えば実現できるんだ」といった新しい発見が必ずあるはずです。是非「Gocatorトライアルキット」をダウンロードして、その扱いやすさを体感してください。

Gocatorトライアルキット問題集

Gocatorエミュレータ （オフラインソフト）

Gocatorトライアルキット専用WEBページをご用意しました。以下の内容を含んでおり無償で利用できます。

Gocatorの操作は通常ブラウザ画面から操作しますが、その操作画面と全く同じユーザーインターフェースでGocatorの操作を体験できます。エミュレータ上で実際に計測ツールを追加・編集することで事前に目的の計測を行う手順を確認することができます。

Gocatorエミュレータ上で開いたサンプルデータに対してどのようにツールを配置していくかを問題形式でまとめています。練習問題・応用問題に取り組むことでGocator計測ツールについて効率的に習得することができます。

Gocator計測ツールの操作マニュアルです。計測画面の使い方の他、各ツールのパラメータや特徴について記載しています。

Gocatorに内蔵されている計測ツールでは断面プロファイルや高さ画像に対して様々な計測・画像処理をかけることができます。
今年リリースされた最新版Ver6.1では複数台センサーを使用した360度計測を可能にするツールなども追加され、より高度な画像処理が適用可能となりました。
これらの最新機能についてもGocatorエミュレータ上で確認することができます。

3DデータをXY平面に投影した高さ画像に対してエッジベースのマッチングをかけることにより複数のオブジェクトを同時に検出します。中心座標・姿勢を取得することで位置決めに利用できます。 またメッシュデータベースの3Dマッチングでは3次元的な位置姿勢を取得することで多軸ロボットと組み合わせた応用的な計測にも利用可能です。

エッジベースマッチング

平面補正機能では指定した傾斜面がゼロベース面になるようにデータに回転・オフセット演算をかけることで常に同じ姿勢で対象を計測することが可能になります。曲面補正では、円筒形状を平面に補正することで、例えば円筒表面上に現れる凹凸欠陥検出の前処理として活躍します。

各種フィルターや変換ツールで厳選したデータに対して穴やエッジなどの特徴点を抽出し、その位置や寸法を計測します。
複数のツールを組み合わせることによって複雑な形状における寸法・位置関係も取得することが可能です。

Gocatorでの計測評価も無償にて随時承っています。
こちらよりお気軽にお問合せください。