Tweet

allPIXAシリーズは、ピクセルサイズ10×10µmのTri-linear CCDを搭載したCameraLinkのカラーラインスキャンカメラです。最高レベルの画質に加えて、世界最速の速度を併せ持ったハイエンドなモデルです。2kから15kまでの幅広いラインナップを有し、高い色再現性が必要とされる印刷検査など、様々なアプリケーションに活用いただけます。

allPIXAシリーズの特長を端的に表すと、「速くて、キレイ」なカラーラインセンサー、という表現が最適です。

■ 速度性能

まずその速度性能ですが、カラーのラインセンサーとしては非常に高速なラインナップとなっています。2kでは92.7kHz, 4kでは50.8kHzと世界最速クラスの速度性能を誇ります。ラインナップも2kから15kまで用意されており、アプリケーションに最適なものを選択することが可能です。

■ 画質

この速度性能に加えて、画質も大きな魅力の1つです。allPIXAの高画質は、10×10µmのTri-linear CCDセンサーから生成されます。

① Tri-linear方式
3ラインでRGBそれぞれの色情報を取得することで、ベイヤー方式に比べて30%程度の色分解能の向上が見込めます。

② 10×10µm の CCD
センサーの感度に大きく影響する素子サイズも、10×10µmと大きな物を採用しています。また、ノイズの少ないCCDを採用しており、美麗な画像を取得することができます。

allPIXAシリーズの高速・高画質を完璧に引き出すのが、高輝度LED照明「Coronaシリーズ」です。

Coronaシリーズの特長は、とにかくその明るさです。特にチューブ型のタイプは、ドーム照明のように全方向から照射する方式でありながら、150万Luxと超高輝度になっています。allPIXA と Corona のコンビネーションは、その速度と画質から、高速なインライン検査において最大の効果を発揮します。