3次元スマートセンサーGocatorでは2次元カメラでは実現できなかった様々な課題を解決します。ここではその応用的な計測事例をご紹介します。
黒く反射しづらい素材の上にさらに黒い対象物があるような場合、2次元カメラでは非常に扱いにくいケースですが、Gocatorではきれいにその形状を捉えることができます。
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バディシステムを使用した煎餅の厚み計測
Gocatorでは複数台のセンサーを接続して1つのデータに結合して処理するバディシステムという仕組みがあります。センサー1台では視野が足りない場合などに簡単に拡張可能です。
Gocator2台で上下に挟み込んで撮影することでターゲットの厚みを計測することもできます。
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マルチセンサーネットワークシステムを使用した円柱の全周計測
Gocatorのバディシステムでは簡単なキャリブレーションでセンサーを追加することができます。
Gocator4台を向かい合うように配置し、バディシステムで連携することで円筒のように全周囲のデータが必要になるような形状も1つのデータとして扱うことができるようになります。
電源HUB(Master)を使用することで最大24台のセンサーを接続し、同期をとることができます。
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3次元データを利用した識別
3次元センサーで撮影したデータは色みの影響を受けることなく、高さデータにのみ基づいた判別が可能です。
HALCONの識別機能を使用することで3次元形状に基づく対象物の分類にも適用できます。
またGocatorでは明暗度画像も撮影することができるので2D+3Dの検査が可能となります。
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