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基調講演にヤマハ発動機殿が決定!
多数のIIoT国内事例講演と海外動向をご紹介
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リンクス・IIoT・セミナーでは、国内、海外合計5社の企業にIIoTに向けた取り組み事例をご紹介いただきます。
基調講演:
ヤマハ発動機株式会社殿
講演:
- ドイツ 3S-Smart Software Solutions GmbH社
- 美和電気工業株式会社殿
- 株式会社ハイバーテック殿
- 株式会社大和コンピューター殿
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基調講演:ヤマハ発動機株式会社殿
「統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」の紹介
~IIoTの実現における課題と、その克服に重要な一端を担うCODESYSの役割について~」
2016年10月に発表されたヤマハ発動機の新しい統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」。この新しいロボットシステムでは、「全体最適」の考え方をベースに生産設備全体の統合制御と各設備間通信のオープン化を両立することで、生産設備構築の工数削減とコストダウンを簡単に実現します。 本講演では、「Advanced Robotics Automation Platform」が解決する生産現場の課題を通じて、これからのIIoT時代に必要となる全体最適の考え方とその必要性を講演します。また、本システムの統合コントローラー「YHX」シリーズのPLCプラットフォームにCODESYSを採用した背景についても解説します。
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講演:ドイツ 3S-Smart Software Solutions GmbH社
「世界で最も使われているソフトウェアPLC CODESYSが先導するIIoT化」
世界で最も使われているソフトウェアPLC CODESYSの開発元であるドイツ 3S-Smart Software Solutions GmbH社から、新しいIIoT実現ソリューション製品の紹介を行います。全世界で年間100万ライセンスを発行するソフトPLCが、ドイツIndustrie 4.0のトレンドを反映してIIoT時代へ向けて進化を遂げます。
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講演:美和電気工業株式会社殿
「ソフトPLCとマシンビジョンの統合で実現するエッジコンピューティング」
HALCONを利用した画像処理検査装置で豊富な実績を持ち、全国23か所に拠点を持つシステムインテグレーター 美和電気工業殿では、日に日に高まる製造業顧客からのIIoT対応のニーズに対し、IIoT化を実現する鍵はPCベースのコントローラーの豊富なリソースと、市場のあらゆる技術を取り込めるオープン性である、という結論に達しました。
Windows/PCベースの画像処理システムにCODESYSのリアルタイム拡張(RTE)技術も搭載し、マシンビジョンと制御をオールインワンで行うことで大幅な開発工数削減を実現したことに加え、画像処理やロボット制御が少量多品種生産を実現するための膨大な設定データベースも1台に統合することに成功しました。PCベースコントローラーであれば、IIoTにおけるエッジコンピューティング実現のための様々なAI技術やデータ解析ソフトは、Windowsコントローラー上で自由に利用可能なためエッジコンピューティングのトレンドに柔軟に追従できます。
本講演では、制御(CODESYS)とマシンビジョン(HALCON)の統合のメリット・技術可用性の検討を行った結果をデモを交えてご紹介いただくとともに、PCベースコントローラーで実現するエッジコンピューティングの導入についてご紹介いただきます。
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講演:株式会社ハイバーテック殿
「既存機器も活用しながら,ゆるやかにトレンド技術へ移行しIIoT化を実現する」
国内でも多くの企業がトレンド技術(EtherCAT、OPC-UA、IEC61131-3言語など)へ移行を検討する一方、既存機器との接続性の問題から機器を一新するまで踏み切れないという声も少なくありません。
PCベースのモーション制御のパイオニア ハイバーテック社のCODESYS搭載PAC(Programmable Automation Controller) HCOSシリーズは、実績のあるハイバーテック社拡張ボードとCODESYSの組み合わせによりCODESYSと既存機器の接続を可能にすることで、低コスト、低工数でトレンド技術への移行を実現します。
本講演では、既存設備のEtherCAT対応とIEC 61131-3移行を実現する際、HCOSシリーズで [国内メーカーコントローラー + パルス列制御サーボ] ⇒ [CODESYS + パルス列制御サーボ]⇒ [CODESYS + EtherCATサーボ] と段階的に移行した事例などを例にとり、既存設備を活用しながら国際標準である技術へ移行する方法を解説します。
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講演:株式会社大和コンピューター殿
「CODESYSで実現するメロン農園IIoT化事例」
本講演ではコンテック社CODESYS搭載コントローラー CONPROSYS PACシリーズを利用してメロン農園の自動化、IIoTに取り組んでいる大和コンピューター殿に、取り組み事例をご紹介いただきます。
昨今では多くの製造業が植物工場やスマートアグリという形で農業分野へ参入しています。植物栽培の自動化は環境情報や植物状態のセンシングと、それに応じた水やりなどのアクチュエータ制御の技術であり、これには製造業における生産工程の自動化と同じ技術が活用できます。
大和コンピューター殿が取り組むメロン栽培では、高品質なブランドメロンを高効率、低コストで栽培するための自動化技術に加え、熟練の農家によって蓄積されたノウハウをセンシングとデータ解析で定量化することでの品質改善や、栽培段階からのトレーサビリティ実現による付加価値創出といった取り組みが行われており、この事例をご講演いただきます。
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