最新CMOS技術が集積されたracer搭載の高感度CMOSセンサは、低照度環境においても検査に必要となる'明るい'画像を提供します。これにより、照明のコストダウンや、
高速なラインへの適用などのメリットを得ることができます。
下図はracerと、CCDセンサ搭載のラインセンサーBASLER runnerシリーズを用いて同一環境下で撮影した画像です。raL2048-48gmのピクセル面積は、
ruL2048-30gmの約半分であるにも関わらず、その感度の高さから、下図(左)のような明るい画像を撮影します。

また、racerに搭載されているCMOSセンサーは、暗電流ノイズが少なく十分なダイナミックレンジを持っているという特徴があり(左下図)、
特に低照度環境において高速な撮影が必要となるアプリケーションにおいて力を発揮します。
さらに、右下図のSN曲線からもrunner(▬)と比較してほぼ全域においてracer(▬)のほうが画質が優れているのが確認できます。特に低照度域の差は顕著に表れています。
以上のような優れたハードウェア設計に加え、ソフトウェア技術により実装される様々な機能(ビニングモード、シェーディング補正など)を標準搭載することで、
高い付加価値をカメラに提供しながら、圧倒的な低価格で市場にリリースされます。
2013年、racerシリーズにご注目ください。
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