[Step3] 欠陥の検出
Step2にて、欠陥を強調することができました。この画像に対して、最終的な欠陥を抽出していきます。
テクスチャノイズを含んだ状態から、低コントラストな欠陥を検出するために、まず、画像に対して、median_image()により平滑化を適用します(図8)。
次にwatersheds_threshold()を用いて、画像中の輝度のピークの位置によって、指定したしきい値以上の変化があった部分を別々の領域に分割します(図9)。
さらに、分割した領域が持つグレイ値エネルギーをcooc_feature_image()を用いて計算します。
黒い欠陥領域がもつエネルギーが小さくなるため、しきい値を設定し、欠陥としてみなすべき、黒い欠陥のみ抽出します(図10)。
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