【技術課題】
・セルとフレームとの輝度差が小さく低コントラスト
・ドット欠陥がフレーム幅計測に大きく影響
・各セルにおけるドット欠陥の個数をカウント
本事例では、LCDのフレーム幅を計測します。
一般的に低コントラストのエッジは、検出するために
検出感度を上げる必要があるため、ノイズを誤検出
してしまい、安定した検査が困難です。これに対し、
HALCONは下記のアプローチにより安定した検査を
実現しました。
[Step1] 動的閾値法によるフレーム領域抽出
[Step2] 計測関数によるフレームエッジ抽出
[Step3] 直線フィッティングによるエッジ補正
[Step4] 動的閾値法によるドット欠陥抽出
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図10:撮影した検査画像

図11:画像処理による検査結果
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