文系出身なのに“技術”商社に？

私は大学では歴史学を専攻しており、リンクスで取り扱っているような画像処理系の製品とは縁遠い立場にありました。リンクスには御縁あって営業として入社し、社内でみなさんに製品の知識を教えてもらい、OJTで営業のやり方を学び、今ではお客様の窓口として日々飛び回る毎日です。

大学では歴史学を選考していた私が、学生時代に学んだ知識を今の仕事に直接役立ているかどうかといえば、はっきり「役に立っています！」とは正直言えません。

ですが大事なのは根性と向上心です。その気持ちさえ忘れずに持っていれば、たとえ理系出身のリンクス社員ばかりの中でも、自分を信じて、技術商社の営業として頑張る事ができます。
リンクスに中途採用で入社してから困った事は、やはり最初は技術の知識が全くなく、お客様や社内の皆の会話が理解できなかった事です。人様に製品の良いところをアピールし製品を販売する役目を担う営業担当者は、本来ならば誰よりも製品の良さや特性を理解し、それを伝えなくてはならないはずです。それなのにそれが出来ない歯がゆさや、自分の無力さに日々悶えていました。ですが知識を蓄え、製品の説明が出来るようになってくると、徐々に営業活動を行う事が非常に楽しくやりがいのある事に思えてきました。今でもやはり知識も経験も足りない部分が多く、胸を張ってリンクスの技術営業です！と言えるまでにはなっていませんが、それでもリンクスの顔としての自覚を持って、誇りと自信を持って仕事に取り組んでいます。

リンクスのメンバーが未熟な自分を支えてくれる

前述の通り、私はザ・文系人間だったため、昔から理系科目が苦手です。数学どころか算数もあやしく、物理と化学の違いもわかりません。そんな私がリンクスという非常にレベルの高い技術集団の中でどうして営業をやっていけるのでしょうか？
答えは一つ、周りの皆が未熟な私を助けてくれるからです。リンクスのメンバーは高い技術力と知識を持ち、そしてそれだけでなく温かい心を持つ人たちです。なので私の初歩的な質問にも、丁寧に一つひとつ説明をしてくれます。周りの営業の先輩たちや、技術スタッフの方々、そしてバックオフィスで営業活動を支えてくれる事務職のみなさん、誰一人として頼み事や質問に対して嫌な顔一つせず、誠実に対応してくれます。

周りに恵まれているという環境は、仕事を続ける上で非常に重要な事だと私は感じています。
そんな皆に助けられてばかりいる私ですが、会社に貢献できる事もあります。実は私の取柄の一つは声が大きい事で、その取柄を活かし、リンクスの一大イベント「LINXDays」で司会を任されているのです。「LINXDays」は1000人以上を集客する、非常に大きなイベントです。そんな大きなイベントで司会進行役を務めさせてもらえるというのは非常に名誉なことですし、会社に貢献できていると強く感じることの出来る瞬間です。

「世界最先端」の技術に憧れて

技術の事に関して無知な私ではありますが、そんな私でもリンクスの持つ圧倒的な技術力と世界最先端の製品群にはわからないながらも強い魅力を感じました。リンクスは無知な私にも輝いて見えたのです。実際入社してみると、やはりリンクスの製品は業界内で非常に多くの方に周知されており、まさに世界最先端の技術として名高い製品ばかりでした。リンクスに入社でき、これらの素晴らしいい製品を取り扱えることを誇りに思っています。

また私たちのお客様は高い技術力を持ち、第一線で日々新しい産業製品をこの世に送り出している、いわば技術のパイオニアです。いくら良い製品であっても、その価値を彼等に正しく伝え、製品を知ってもらい、導入してもらい、装置に組み込んでもらわなければ意味がありません。そしてそこがまさに私たち営業の腕の見せ所なのです。お客様の本当に実現したいことを理解して、その課題に対してソリューションを提案したり、お客様とそしてリンクス技術スタッフと一緒になって技術検証・評価を行うことで、お客様の信頼を勝ち取り、リンクス製品に対してお客様にご満足いただいています。お客様から感謝の言葉をいただけたり、製品の事やリンクスの事を褒めていただけたとき、とても仕事のやりがいを感じることができます。

休日の過ごし方

本を読むことが好きなので、休日は図書館に行き、大好きな本に囲まれている時間が多いです。また美術鑑賞やクラシックをたしなむ為、美術館やコンサートにもよく出かけます。おいしいものを食べに行く事も好きです。休日は文化的な時間をたっぷりとってリフレッシュし、また月曜から仕事に励む、そんなオンオフともに大充実した日々を送っています。