iRAYPLE AMRトータルソリューション

コストパフォーマンスからは考えられない高性能を誇るロボットハードウェアと、高度な自動化のためのインテリジェンスを持ったソフトウェアを一体で提供。工場・倉庫内の物流の自動化に貢献します。

ロボットハードウェア

基本機能

iRAYPLE AMRは、ToFカメラとLiDARを組み合わせることによる、障害物検知性能の向上、90秒でバッテリーを交換可能なハードウェア設計、最大5%の傾斜を走行可能なメカ設計など、市場で求められる基本的な機能を標準搭載しています。

  • 歩行者の検知・停止

    突然の歩行者にも安全な距離で停止

  • 障害物の検知・停止

    突然の障害物にも安全な距離で停止

  • コーナリング能力

    狭い通路でも曲がれるスムーズなコーナリング走行

  • バッテリー交換

    90秒以内でのバッテリー交換を実現

  • クライミング能力

    最大可搬で 5 %の傾斜を走行

  • パレット検出

    TOFカメラと独自アルゴリズムによるフォークの制御とパレット検出

ラインナップ

ナビゲーション方式

生産エリア SLAMベース潜り込み式AMR 入荷エリア SLAMベースフォークリフト 保管エリア QRベース潜り込み式AMR

活用する場所によって必要な車体やナビゲーション方式は異なります。例えば、工場内部は大きく、入荷エリア・保管エリア・生産エリアに分割されています。入荷エリアは、人と協働でパレットを搬送することが求められますので、ここでは、SLAMベースのフォークリフトが必要になります。また、保管エリア・生産エリアは潜り込み式AMRが必要となりますが、それぞれによってナビゲーション方式が異なります。

iRAYPLEが提供する3つのナビゲーション方式

SLAM QR テクスチャ

iRAYPLEのAMRは、右図に示す3つのナビゲーション方式を全て1台の車両に搭載しています。

  • 周囲の環境をベースに自己位置推定をしながら走行する「SLAMナビゲーション」
  • 床面のDMコードの番地をベースに走行する「DMナビゲーション」
  • 床面のテクスチャを用いて自己位置推定を行う「テクスチャナビゲーション」

iRAYPLE AMRは、これら全て1台に搭載しており、ソフトウェア的に切り替えることで保管エリアから生産エリアまでのありとあらゆる場所を、的確なナビゲーション方式で走行可能です。

ナビゲーションを支えるハードウェアコンポーネント

前面 2DLiDAR コードリーダー(棚搬送用) ToF 背面 2DLiDAR コードリーダー(床面用) ToF

上記3つのナビゲーション方式を支えるために、iRAYPLE AMRは上部・下部にコードリーダを搭載し、前面・背面に2D LiDARも標準で搭載しています。これにより、人と協働するエリアではSLAM走行、倉庫などの無人環境ではDM方式での走行など、柔軟な走行を可能にします。

ナビゲーション方式の切り替え

フロアマップ 横持搬送エリア 充電ステーション

SLAM方式

DM方式

オープンなソフトウェア

iRAYPLEは、マップエディタ、RCS、ICSの3つのソフトウェアを提供しています。AMRの運行に必要な「マップ作成」「タスク実行」「上位システム連携」の全てをオープンに開示しており、ユーザー側でも容易に拡張していくことが可能です。

LINX Express:iRAYPLE AMR特集