Navitec Systems

Navitec Systemsについて

Navitec Systems社とは?

Navites Systems社(本拠地:Finland Espoo)は、1998年創業のプライベートカンパニーです。
元々は鉱業(Mining)向けの自動運転アプリケーションをカスタムメイドで提供しており、その世界では名の知られた企業です。
2013年にAGVの世界に参入したためこの世界では後発ですが、ユニークな出自と高い技術力・開発力を背景に参入からわずか7年でNFN(ナチュラルフィーチャ・ナビゲーション)によるAGV制御ソリューションのリーディングカンパニーになりました。

Navitec Systems社

※Navitec社はAGV向けの制御ソフトウェアのみを提供しており、車両本体は提供していません。

実績:鉱山で磨かれた自動運転技術

Navitec社のソリューションは、Sandvic社のAutoMine®システムにおいて自律走行ブルドーザーやトラックの制御に採用され、2013年には同社との共同開発チームによりFinland Technical Awardを受賞し、インターナショナルマイニングテクノロジーの殿堂入りを果たしています。(記事リンク)

同システムでは、地下数百メートルの坑道で無人運転の重機が土砂の積み下ろし/ 運搬/ 移載を行います。坑道の中を壁とのクリアランスを20cm以上に保ちながら時速20km以上で自律走行します。GPSの電波も届かず、誘導用の磁気テープや反射板がない環境で、オドメーターとLiDARスキャナを用いたNFN誘導技術による自律走行を実現しています。

狭い坑道の中で重機を運転するのは作業者にとって非常に危険で、精神的・肉体的にも大きな負担を伴います。鉱業においては安全性や労働負荷の兼ね合いから、いち早く自動化が進められてきました。AutoMine®システムにおいても、作業者の操作は緊急時の回避と積載作業のみで、車両の走行はNavitec社の自動運転技術に委ねられています。

実績:核廃棄物処理場でも採用される高い信頼性

Navitec社の技術はミッションクリティカルなシステムでも採用されています。
SKB社はスウェーデンの核燃料・核廃棄物管理会社です。Forsmarkで進められている使用済み核燃料の最終処分場建設は国家プロジェクトであり、2010年に実証実験が行われました。その中でNavitec社の技術が用いられ、無人車両がラストワンマイルを自立走行し、核廃棄物の搭載から投棄(要求位置精度±5mm)までの完全無人化・自動化を実現しています。

実績:核廃棄物処理場でも採用される高い信頼性

核廃棄物の最終処理フェーズでは、その性質上人が立ち入ることはできず、些細な事故・トラブルでさえも許されません。Navitec社は鉱業で培った高い技術力と開発力により信頼され、同プロジェクトを支える重要なポジションを担っています。
同処理場の建設計画は、2020年に着工、2030年に稼働開始の見込みです。貯蔵用トンネルは地下500m、全長66kmに及び、その後40年間で6,000本のキャニスターを埋設する予定です。2020年現在、Navitec社は最新の車両技術と融合させた更に信頼性の高い自律走行ソリューションを提供すべく同プロジェクトに引き続き参画しています。

AGVの世界に革新を起こすリーディングカンパニー

AGVは1980年代から、かれこれ50年近くに渡り製造現場や倉庫で使用されてきました。誘導方式は磁気テープ/ 反射板/ QRコードなど様々ありますが、誰もがガイドレスAGVの登場を長年待ち望んできました。近年になってようやくSLAM誘導方式を謳うAGVが登場し始めていますが、「自己位置推定が不安定」「精度が不十分」と実用性を満たす製品がなく導入が進んでいません。
そんな中で、鉱業というニッチな世界から突然現れたNavitec社は圧倒的な技術力と開発力をベースにAGV制御用のパッケージソフトウェアを提供し、欧州や北米では既にリーディングカンパニーとしての地位を確立しつつあります。

Navitec社のパッケージソフトウェアは日本の高い要求水準も満たすことができます。有人環境で、ターゲットマーカなしに自律走行し、±1cmの停止位置精度による外部装置とのワーク受け渡しを実現します。AGVの世界はこれから10年で激変するでしょう。我々はNavitec社がAGVの世界を変えるゲームチェンジャーであると確信しています。