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HALCON Progress Edition その他の主な機能追加
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モデルデータの自動解放
これまで、(例えばcreate_shape_modelなどで)作成したモデルを使い終わったら、clear系の関数(例えばclear_shape_model)を呼び出してメモリを解放する必要がありました。今後、clear系関数を呼び出さなくてもHALCONが自動的にメモリを解放してくれるようになります。これにより、メモリリークのリスクを低減させることができ、かつ、開発効率を向上させることができます。
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バーコード読取機能の改善
エッジ検出機能が最適化され、ライン幅の細かいバーコードやぼやけたコードに対する読み取り性能が更に向上しました。また、ISO/IEC15416規格の最新版にも対応済みです。
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デフレクトメトリ機能の性能向上
反射率が極端に高い対象物の局所的な変形や傷を検出するデフレクトメトリという機能に更なる改善が施され、部分的に強く光を反射するような対象物にも適用しやすくなりました。
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ハイパーセントリックレンズに対応
HALCONのカメラキャリブレーション機能が、円筒形ワークの側面検査などで使われるハイパーセントリックレンズにも対応しました。
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サーフェスマッチング機能開発支援ツールの追加
3次元データどうしの位置決めを行う際に使われるサーフェスマッチングのパラメータを、より直感的に設定できるようになるツールが追加されました。
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HDevEngine機能の利便性向上
HDevelopで作成した画像処理機能(プロシージャファイル)を、C++だけでなく、.NET環境でもVisual Studioから一つの関数として呼び出せるようになりました。
お見積依頼や問い合わせは、sales_halcon@linx.jp、または045-979-0731でHALCON営業担当までいつでもご連絡ください。また、お客様からいただくことの多い質問と回答をまとめた特設ページを準備しました。こちらも合わせてご参照ください。
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