LINX EXPRESSLINX Express
  • TOP
  • LINX Express
  • 【新製品】産業用コントローラ『TRITON』リリース!!① TRITONの概要と活用例

2023.01.18

TRITON
製品情報
Vol.441

【新製品】産業用コントローラ『TRITON』リリース!!
① TRITONの概要と活用例

昨日 2023年1月17日(火)に、リンクスのオリジナル製品である『TRITON』をリリースしました。

『TRITON』は、コストパフォーマンスに優れた高性能のハードウェアとチューニング済みのOSにソフトウェアPLC【CODESYS】をパッケージしたオールインワンのPLCです。

強力なパフォーマンスに加えて、長期供給保証と産業用途として充分な保護機能を備えています。

世界標準IEC61131-3準拠のPLC、PLCopen準拠のモーション制御、制御ロジックとシームレスに構築可能なHMI、豊富なフィールドバス対応、OPC UA標準対応など、あらゆる制御を簡単に実現し、工場の隅々までIIoT化を可能にします。

この『TRITON』について、本号と次号の2回でご紹介します。

① TRITONの概要と活用例
② TRITON の技術と性能

『TRITON』開発の背景

我々リンクスは、CODESYSの国内総代理店として、2012年7月1日の取り扱い開始から10年以上に渡って活動しており、様々なPLCメーカ様、ロボットメーカ様、加工機・産業機器メーカ様にてCODESYSを採用していただいています。現在も、複数社において、CODESYS搭載機の開発が進行中であり、日本国内においても、PLC・コントローラへのCODESYSの搭載がますます進んでいきます。

様々な比較的小型の装置においては、コントローラを自作されているお客様が多く、高まるインテリジェント化(OPC UA、フィールドネットワーク、HMI対応など)への要求に応じるために、CODESYSを使いたいというお問い合わせが多く寄せられてきました。

しかしながら、様々な機能拡張・標準化対応を行うためCODESYSを搭載したコントローラを開発したいという多くのお客様にとって、それは容易なことではないことが、弊社独自に実施した調査から明らかになりました。

ハードウェアとソフトウェア(CODESYS)を組み合わせたコントローラ開発の過程において、3つの谷が存在していました。

全体の約7割弱はハードウェアの選定で迷い留まり、2割強はLinuxの導入などで困り留まり、それを乗り切った1割弱も機能や性能面で何らかのトラブルを抱え、それがハードウェア要因なのか、ソフトウェア要因なのか切り分けが出来ず、そこに留まり、あきらめ採用決定に至っていない。
これらの苦労を乗り越え、「使える」状態に至ったユーザーは、実態としてわずか数%です。

この状況を打開することが、“究極の生産効率の現実解を届ける”テクノロジープロバイダーとしてのリンクスの役目であると考えました。

リンクスの強みは

  • 10年に渡る販売サポートにより、CODESYSを国内で最も熟知(国内総代理店として)
  • ソリューション事業から得た、組み込みLinuxの深い知識と経験(エンベデッドシステムメーカとして)

この2つがあります。

さらに、以下のテクノロジーの進化が起こっていました。

  • ハイコストパフォーマンスな汎用CPUの性能は、産業用コントローラに求められる演算性能を充分満たすようになった

このような背景から、開発したのが『TRITON』です。

ハードウェア選定の困難に対して、多くのユースケースに適用可能なコストパフォーマンスの高いハードウェアを準備しました。
OS(Linux)導入の困難に対して、CODESYSの性能を充分引き出すために、TRITON用に特別にチューニングしたLinuxを準備しました。
セットアップの困難に対して、実践的なユーザマニュアルやリファレンスデザインガイドを改めて準備しました。

『TRITON』を使えば、お客様はすぐに製品組み込みの開発をスタートすることができます。

『TRITON』の3つの特徴

『TRITON』の主な3つの特徴についてご紹介します。

  1. 強力なパフォーマンス
  2. 産業用としての保護機能
  3. 充実のパッケージソフトウェア

1.強力なパフォーマンス

  • 改良されたプロセッサ、BCM2711プロセッサ、クアッドコアCortex-A72 64ビットSoC、想像以上の処理性能
  • 極めて高速、充分な容量のメモリ、高速WiFiとBluetooth、4Kビデオ出力、そして低消費電力
  • IEEE1588 Precision Time Protocol にも対応

2.産業用としての保護機能

過電圧保護

電源入力部には、サプレッサダイオード、チョークとコンデンサ、電圧レギュレータに入る前にツェナーダイオード付きのMOSFETが使用されています。これらの回路保護設計は、不安定な電力による予期しないレベルの高電圧により引き起こされる損傷から回路を保護します。

短絡損傷保護

USBとHDMIは電流制限パワースイッチによって保護され、DIOはパワースイッチによって保護されており、その他の通信インターフェースもサプレッサダイオードとポリスイッチなどによる保護で、過電流と短絡による損傷を防ぎます。また、DC入力は極性反転保護ダイオードによって保護されています。

静電放電保護

最大±8kVの空気放電と±4kVの接触放電までの静電放電による損傷を防ぎ、同時に製品寿命を延ばします。また、EMCの工業環境におけるイミュニティ規格、DIN EN IEC 61000-6-2 を満たしています。

3.充実のソフトウェアパッケージ

国際標準規格IEC 61131-3 に準拠し、 世界で最も使われているソフトウェアPLCであるCODESYSを搭載

  • マルチコアサポートで高い処理性能
  • フルバージョンのOPC-UAサーバー機能
  • フルバージョンのWebビジュアライゼーション機能
  • 主要なあらゆるフィールドバスに対応
  • オプション追加で柔軟なモーションコントロールが可能

『TRITON』の活用例

『TRITON』をご活用いただける、主な例をご紹介します。

工場の隅々までIIoT化を実現するために活用

IIoT、DXを実現するために、大型のものから小型のものまで、あらゆる装置をネットワークにつなげることが求められます。『TRITON』を使えば、これひとつで実現できます。

インテリジェント化を必要とする周辺機器への活用

操作画面を持ち、様々な機器とつながることが当たり前のように求められています。これまで自作のコントローラを用いてきた周辺機器において、HMI搭載、各種フィールドバス対応、OPC UA対応、世界標準対応/標準化対応は、『TRITON』を使えば、これひとつで実現できます。

『TRITON』であらゆる制御を簡単に実現、
工場の隅々までIIoT化

いつまでマイコン+スクラッチで自作コントローラ開発を続けられますか?

IIoT対応、フィールドバス対応、世界標準対応/標準化対応には膨大なソフトウェアの開発工数を伴います。しかし、産業用コントローラ『TRITON』を使えば、簡単かつ短時間で、実現可能です。

是非、皆様の装置に『TRITON』をお役立てください。

ご意見・ご感想募集

LINX Expressに関する要望やご感想を募集しております。下記フォームよりお気軽にご投稿いただけましたら幸いです。

皆様のご投稿お待ちしております。本年も変わらぬご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

お申込み

【 注意 】

「LINX Express」は携帯電話などのメールではご利用いただけません。