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■ HALCON最新バージョン『12』いよいよリリース!
2014年11月15日、HALCONの待望の新バージョン『12』が世界で一斉にリリースされます。HALCON12は、これまでに搭載されてきた豊富な画像処理機能・開発環境を、より洗練された使いやすいものにし、幅広い層のお客様にご満足いただけるものに仕上がっています。本号では、HALCON12の新機能を一部抜粋して紹介いたします。
■ HDevelopがパラレルプログラミングに対応
画像処理検証を10倍効率化する(ユーザ様コメント)と評判のHDevelopに、マルチスレッドプログラミング機能が搭載されました。簡単な宣言で処理を別スレッドで動作させることが可能です。メッセージキューなどを用いて、同期も思いのまま。実際のアプリケーションを想定した画像処理機能検証に最適です。
■ Visual Studioプラグインを提供
VisualStudio上で、HALCON画像オブジェクトやデータを確認したいと思ったことはありませんか?HALCON12には「VisualStudioプラグイン」が準備され、Visual StudioでHALCONの画像やデータを容易に確認することが出来るようになりました。 システム開発終盤での動作確認やアルゴリズム・パラメータ調整の際に大きな力を発揮する、多くの開発者が待ち望んでいた機能です。
■ 高速化によりシステム付加価値向上に貢献
HALCON12では、アルゴリズムやパラレル化の見直し、また、最新命令セットへの対応などにより、更なる高速化を実現しています。例えばエッジ/ライン/特徴点算出処理においては、処理時間をほぼ半減することが出来ています。
■ 検査・計測を効率的に。キャリブレーション機能の高度化
精密な検査・計測に欠かせないキャリブレーション。この作業を簡素化する新型プレートとアルゴリズムを準備しました。少ない画像枚数でも、プレートが視野からはみ出しても、安定したキャリブレーションが可能です。
■ 更に洗練された画像処理機能
変形物体に対しても3次元マッチングを実現する可変形状サーフェスマッチング、不安定な環境下で安定して文字を読み取るOCRなど、様々な画像処理機能が更に進化し、高機能化と扱いやすさを両立しています。
■ HALCON12の全容は、リンクス・マシンビジョン・セミナーで!
3次元的な動きを捉えるシーンフロー検出処理、ピント位置を自在に制御するシャインプルーフ光学系への対応など、ここでは紹介しきれなかった新機能を含むHALCON12の全てを、11月12日〜14日に開催されるリンクス・マシンビジョン・セミナーで紹介いたします。皆様のご参加お申込みをお待ちしています。
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