Q
open_windowの設定でModeにbufferを指定すると仮想ウインドウで高速描写が可能とありますが、具体的にはどのようにすればよいのでしょうか?
A
open_windowの設定でModeにbufferを指定すると仮想ウインドウに描写を行います。この場合実際のウインドウは作成されず、ウインドウハンドルだけが定義されます。この仮想ウインドウに画像や領域を描写した場合は、メモリに対してのみ書き込みが行われます。通常画面の描写は、一度メモリに画像情報を書き込み、その次にウインドウに描写が行われます。仮想ウインドウでは画面の描写を行わないので処理が高速になります。仮想ウインドウに描写された画像情報の最終結果だけをcopy_rectangleで通常ウインドウにコピーします。
この方法は通常のdevウインドウで全ての表示設定を無効にした場合よりも高速です。
関連オペレーター
open_window
copy_rectangle
ファイル
サンプルプログラムはwindowbuffer.zipをダウンロードしてください。
windowbuffer.dev
open_window(buffer)とdev_open_windowの速度比較のサンプルプログラム
windowbuffer.txt
open_window(buffer)とdev_open_windowの速度比較のサンプルプログラム(テキスト形式)