Q
ワークのノイズに埋もれた直線成分の欠陥を検出したいのですが、欠陥と同じような輝度値を持つノイズも一緒に多く検出してしまい、欠陥領域だけを抽出することができません。何か良い方法はないでしょうか?
A
動的しきい値法(原画像と平均画像の差分。オペレータ dyn_threshold)を適用します。まず、直線成分の欠陥が水平または垂直になるように画像を回転します。次に欠陥と同じ方向に平均化処理(オペレータ mean_image)を行い、原画像と平均画像の差分領域を抽出することにより、直線成分の欠陥を残しつつ、ノイズを除去することができます。
関連オペレーター
mean_image dyn_threshold
ファイル
thresh_circle.zip
ノイズと傷とを切り分ける方法を示したサンプルプログラム
thresh_circle.txt
ノイズと傷とを切り分ける方法を示したサンプルプログラム(テキスト形式)