Q
画像を任意の位置にはるにはどうしたらよいでしょうか?
A
画像の移動や回転などにはアフィン変換が使用できます。サンプルプログラムでは画像の平行移動や回転を行っています。
アフィン変換:
変換前の画像座標を(x,y)、変換後の画像座標を(u,v)としたときに、u=ax+by+c、v=dx+ey+fで表される座標変換式によって(x,y)の輝度を(u,v)の輝度で置き換える処理のことです。
一次の座標変換式で表される画像の幾何学変換で、座標変換の文脈では、線形変換、一次変換と同義です。等方的な平行移動、回転、伸縮はアフィン変換の特殊な場合です。スキュー歪みや回転歪み等、撮像系の比較的単純な歪みの補正や、対象物体の置き方のずれを補正して複数画像間の位置あわせを行う場合に一般的に用いられる手法です。
関連オペレーター
hom_mat2d_identity
hom_mat2d_rotate
hom_mat2d_scale
affine_trans_image
affine_trans_region
hom_mat2d_translate
ファイル
サンプルプログラムはmerge_die_move.zipをダウンロードしてください。
affine_transform_image.dev
アフィン変換で画像を回転するサンプルプログラム
affine_transform_image.txt
アフィン変換で画像を回転するサンプルプログラム(テキスト形式)
merge_die_move.dev
アフィン変換で画像を任意の位置に移動するサンプルプログラム
merge_die_move.txt
アフィン変換で画像を任意の位置に移動するサンプルプログラム(テキスト形式)
merge_3ic.dev
アフィン変換で画像を水平に移動するサンプルプログラム
merge_3ic.txt
アフィン変換で画像を水平に移動するサンプルプログラム(テキスト形式)