REALTIME SYSTEMS GmbH

Real-Time Systems GmbH社は、ドイツにおいてリアルタイム処理のコアテクノロジーを研究・開発する企業です。常に最先端技術をお届けするため、以下の企業と強力なパートナーシップを結び、積極的に最新市場要求を製品に反映しています。
・Intel社:Intel IoT Solutions Alliance
・Microsoft社: Windows Embedded ゴールドパートナー
・QNX社:Strategic Alliance Technology パートナー
・WindRiver社: ソリューションパートナー
・On Time Informatik社:戦略技術パートナー

製品概要

製品概要

Real-Time Hypervisor(以下RTH)とは、Microsoft Windows、Linuxなどの汎用OSと、Realtime Linux、VxWorks、QNXなどのリアルタイムOSを、単一PCにて並列稼動させるための仕組みを提供する仮想ソフトウエアです。ネイティブ環境での動作と同様に応答時間の最悪値が保証され、リアルタイム性を損ねることはありません。

各OSには任意のコア数を割り当てることができ、処理の負荷に合わせてカスタマイズが可能です。 RTH上で動作するOSを制限するものは、プロセッサ上に実装されているCPUコア数のみで、同一OSでも複数の空間で独立して動作させることができ、OSの組み合わせなどの制限もありません。

■汎用OS:Windowsのコントロール
RTH上でWindowsのような汎用OSを動作させる場合は、CPUが提供するIntel VT(バーチャライゼーション・テクノロジー)を介してハードウェアリソースを割り当てます。Windowsはハードウェアを動的に使用する可能性があり、リアルタイムOSのリソースに影響を与える可能性があるため、Intel VTを利用し動作制約を設けます。例えばWindowsがリアルタイムOSのハードウェアリソースにアクセスしようとすると、RTHがIntel VTを介してこれを随時監視し、不正なハードウェアへのアクセスがあった場合はそれをブロックします。上図「RTH動作概念図」では、汎用OS(Windows)とIntel VT, リアルタイムOSの関係を図示しました。

■仮想ネットワークと共有メモリ
RTHでは、独立して動作している各OS間での通信手段として、仮想ネットワークと共有メモリという2通りの手法を提供しています。

仮想ネットワークとは物理的なネットワークを構築するのではなく、仮想的にメモリ上に構築されたネットワークを介して、TCP/IPプロトコルにてOS間でのデータ送受信を実現する手法です。一般的なTCP/IPプロトコルですのでアプリケーション開発も容易です。またOS間に限らず、ブリッジ接続を利用することにより、各OSが外部のネットワークへ接続することも可能となります。Real-Time Systems社が各OS向けに提供するデバイスドライバをインストールすることで利用可能です。またメインメモリ上に確保できる共有メモリを介して、OS間で通信することも可能です。

仕様

■ 対応OS
・Microsoft Windows
・Linux
・Android
・リアルタイムLinux (PreEmptiveパッチ、RedHawk Linuxなど)
・VxWorks
・Windows Embedded CE
・QNX Neutrino
・T-Kernel (ITRON系OS)
・RTOS-32
・OS-9
・任意の自社OS
・独立C言語コード
・他

■ 対応CPU
Intel Core 2 Duo以上  ※Intel VT-x対応している型番。Core i7以上を推奨。
Intel Atomシリーズ    ※Intel VT-x対応している型番
Windowsなどの汎用OSを使用しない場合(RTOSのみの場合)は
Intel VT-xに対応していないCPUでも動作します。 

Core 2 Duoは一部Intel VT-xに対応していない型番がありますのでご注意ください。
詳細な対応CPU型番リストはこちら(※Intel webサイト内へリンク)です。
「Supports Intel VT-x」欄に「Yes」と表記があるCPUでReal-Time Hypervisorをご利用いただけます。