ディープラーニングの評価・導入を更に手軽に HALCON 20.05 Progress Editionリリース


HALCON 20.05 Progress Edition, 5月20日リリース

開発環境をサブスクリプション方式でご利用いただけるHALCON Progress Editionには、半年に一回、最新の画像処理機能が追加されます。HALCON 20.05 Progressには、ディープラーニングの評価を手軽に行える「CPU上でトレーニング」機能の追加、教師無し学習による良否判定機能「アノマリー検出」の大幅な速度向上、など、ディープラーニングの使い勝手を向上させる機能が搭載されています。
更に、コアな画像処理機能である、「サーフェスマッチング」、「バーコード認識」、「Box Finder」、「テクスチャインスペクション」の性能向上など、市場ニーズの高い機能が改善されています。

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HALCON 20.05 Progress Edition新機能

CPUでディープラーニングのトレーニングが可能に

HALCON 20.05では、ディープラーニングのトレーニング処理もCPUで実行できるようになりました。これにより、ディープラーニングの一連のサイクルを、ノートPCのようなグラフィックボード非搭載の一般的なPCで簡単に行えます。

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アノマリー検出の大幅な速度向上

ディープラーニング導入の敷居を大きく下げる本機能は、昨年末のリリース以来、多くのお客様でご評価いただいております。様々な課題に対する評価を素早く実行できるよう、学習時間が大幅に高速化されており、最大で11倍高速に学習させることができます。また、推論時間も最大1.49倍の高速化を実現しています。高速化された「アノマリー検出」機能を、是非ご評価ください。

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コアな画像処理機能の追加、高機能化

バーコード読み取り精度の向上
HALCON 20.05では 低コントラスト・低解像度のバーコードに対する認識性能が向上しています。最小0.6pixelのエレメントサイズを持つバーコードを読み取ることが可能です。

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サーフェスマッチング機能の性能向上
モデル生成時に様々な自己相似姿勢を計算することにより、更に高精度にオブジェクトを検出することができます。この機能改善により、姿勢を誤認識しやすいシンメトリーなオブジェクトであっても高い検出性能を実現します。

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テクスチャインスペクションの機能改善
テクスチャ上の欠陥を検出する本機能が、カラー画像をサポートしました。グレースケール画像で検出が難しい欠陥を、正確に検出することができます。

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お見積依頼や問い合わせは、sales_image@linx.jp、または03-6417-3371で弊社営業担当までいつでもご連絡ください。また、訪問や面談が困難な場合、Web会議システムなどで対応させていただきますので、ご活用ください。


最新機能をすぐに評価 「HALCON Trial Kit」

ディープラーニングなど最新機能の評価・導入をご検討されている方を対象に、実際にHALCONを扱いながら、体験・学習できる「HALCON Trial Kit」を提供しています。過去にお試しいただいた方でも、期間限定で再度お申込みいただくことが可能です。HALCONの最新機能を、是非ご評価ください。

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