LinX Express

※LinX Express は、日頃お付き合い頂いているお客様、展示会やセミナー等でお名刺を戴いた方、また、雑誌やホームページから引合を戴いた事のあるお客様へ配信させて戴いております。



 
 
USB3 VisionはCamera Linkアプリケーションに適用可能?

USB3 Visionは、専用取込ボードが不要でケーブルコストも下げられるため、カメラシステムの大幅なコストダウンに貢献できます。では、現在Camera Linkを使用しているアプリケーションにUSB3 Visionカメラは適用できるのでしょうか。

 
図. Camera LinkとUSB3 Visionのケーブル比較

ケーブル1本を使うBaseコンフィグレーションの場合、Camera Linkの転送速度は最大255MBytes/secです。一方、USB3 Visionの転送速度は約350MBytes/secと、Camera Link(Base)を凌駕しています。つまり、速度面ではこれまでCamera Linkを利用していたアプリケーションの多くをUSB3 Visionでカバーすることができます。

ケーブルの仕様を比較してみると、USB3 Visionケーブルは、Camera Linkと同様にシールド付ツイストペアケーブルであり、いずれも電気的な安定性が高い仕様となっ ています。ケーブルの芯線数はUSB3 Visionの方が少ないため、よりフレキシブルかつ低コスト化が可能です。
また、USB3 Visionでは、少ない芯線数でCamera Link以上のデータを転送できるよう、安定化の観点で様々な機能が追加されています。例えば、特定周波数帯のデータを強調するイコライザの追加により、伝送路上で減衰した分を補償して、安定した通信を可能にしています。これ以外にも様々な機能で安定化が図られており、その機能や効果の詳細はセミナーにてご紹介します。

 


速度、安定性の他にも、画像転送速度のばらつきについて定量的な計測結果グラフを用いて解説するなど、さらに多面的にUSB3 VisionとCamera Linkの徹底比較を行います。詳しくはセミナーにてご紹介します。

 
 
USB3 VisionとUSB2.0の違いとは?

USB3 Visionは、USB2.0の約10倍高速であり、より信頼性の高い先進インターフェースです。データ転送方式の改善、供給電力の向上など、様々な面で性能向上が図られています。

 


USB3 Visionでは、送信方向と受信方向のそれぞれに専用のシールド付信号線が割り付けられました。これにより、USB2.0では一方がデータを送っている間はもう一方がデータを送れない半二重方式でしたが、USB3 Visionでは双方向から同時にデータ転送可能な全二重方式が実現されています。
USB2.0は半二重通信であるため、通信のためにホストが常時すべてのデバイスに通信の必要性を問い合わせなければなりませんでした(ブロードキャスト方式)。USB3 Visionでは、全二重通信の採用により、特定のUSB機器を選択して通信を行うユニキャスト方式の通信が可能となっています。消費電力を抑え、通信のオーバーヘッドを削減することができ、転送効率の向上を果たしています。

 
図. ブロードキャスト(USB2.0) / ユニキャスト(USB3 Vision)

USB3 Visionセミナーでは、転送速度を向上させた主要因の一つである転送方式、エラー検出処理内容などを、わかりやすく詳細に解説します。



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