LinX Express

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   USB3 Vision対応:BASLER pylonライブラリ

カメラの動作安定性や使い勝手などを含めた”カメラの性能”は、ドライバやAPIなどのソフトウェア技術に大きく左右されます。GigE VisionやUSB3 Visionなどの標準規格準拠カメラの開発においても、ソフトウェアをどのように実装するかが、カメラの性能を決定する鍵となります。
BASLER社は、ソフトウェアをカメラ品質を決める要素として重要視しており、独自のドライバおよびライブラリであるpylonの開発に大規模な投資を行い、たゆまぬ改善を続けています。このpylonは無償提供されており、安定性、速度、ユーザビリティなどで市場から高い評価を得ています。

BASLER社リーディングのもと策定されたUSB3 Visionは、GigE Vision同様、pylonフレームワークに組込まれます。これにより、使用するカメラインタフェースを変更する場合、パラメータの一部変更といった簡単な修正で対応することが可能です。


様々なインターフェースに対応するBASLER pylonライブラリ


 ■  他インターフェースとの比較から見えるUSB3 Visionの位置づけ

USB3 Visionと他I/F(GigE Vision、Camera Link、IEEE1394b)を比較した表を下図に紹介します。



インターフェース比較表

USB3 Vision
非常に高速なインタフェースであり、CameraLink Mediumと同等の伝送帯域を持ちます。また、DMA転送に対応しており、ばらつきを抑えたリアルタイム性を実現しています。ケーブル長については、5m程度まで対応の標準的なパッシブケーブル、最大20m対応のアクティブケーブル、さらに100m以上引き伸ばせる光ケーブルなどが提供されています。

GigE Vision
ケーブル長が必要とされる場合は、GigE Visionが選択肢の第一候補に挙がります。また、多カメラや複雑なシステム構築時にも、IPアドレスでカメラ指定が可能なGigEカメラが推奨されます。

Camera Link
大容量画像の高速な画像伝送が求められる場合には、Camera Linkが力を発揮します。リアルタイム性でも優位性がありますが、画像入力ボードやケーブルにコストがかかり、ケーブル長が求められる用途には向かないという特徴があります。

IEEE1394b(FireWire)
古いI/Fであり、対応する機器の数が減少しています。これによりコンポーネント価格が上昇し、今後GigEやUSB3.0に置き換わっていくと予想されています。



USB3 Visionは、今日カメラI/Fとして活躍しているGigE VisionとCamera Linkの間を埋め、古いデジタルI/FであるUSB2.0およびIEEE1394b(FireWire)の置き換えを目的に設計されました。今後、USB3.0標準搭載のPCの増加とともに、ビジョンシステムにおいてこれらの古いI/Fの置き換えの加速が予想されます。

2013年上期リリース予定のBASLER ace USBシリーズにご期待ください。


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